レイプ事件の被害者マリーが事件は虚偽であったと被害を取り下げるがその後、奇行とも思える言動で周囲から孤立していく、、
事件は本当に虚偽であったのか。
冒頭からあまりに辛い状況に視聴を止めていたが再度観直したところ女性刑事二人(メリット・ウェヴァー、トニ・コレット)とマリー役のケイトリン・ディーヴァー三人の演技にのめり込む。
特にケイトリン・ディーヴァーの演技が圧巻。
視聴者はマリーは被害に遭っていたと確信はするが、警察に虚偽の報告をしたとし告訴されるマリーが頑なに’’虚偽であった’’と事実を認めない事に心底、忘れ去りたい・関わりたくない過去の悪夢なのだと、心がかき乱されて言葉にならない。
犯人を逮捕し、証拠品からマリーに行き着くくだりから裁判での被害者達の吐露が本当に辛い。
デリケートな題材だがラストシーンの清々しさで救われる。
NETFLIXオリジナルシリーズ(リミテッドシリーズ・全8話)
DOLBY VISION
2020年ドラマ観賞記録-005