社会のダストダス

サーヴァント ターナー家の子守 シーズン3の社会のダストダスのレビュー・感想・評価

3.7
M・ナイト・シャマラン制作のAppleオリジナルのひとつ屋根の下サイコ・スリラーシーズン3。今回もカメラはほとんど敷地から外に出ず、せいぜい家の前の公園まで。どこまでこのスタイルを貫くのか、応援したくなってきた。

赤ん坊のジェリコも戻ってきて、ターナー家も元通りかと思いきや、カルトの襲撃を警戒したリアンはガチの引きこもりに。夫妻はママ友達やその辺の浮浪者までホイホイと家に招き入れるため、リアンは家族以外には警戒心をあらわにする。

シーズン2では生き埋め事件にまで発展したリアンとドロシーの関係はシーズン序盤では修復されているように見えたが再び潮目が変わり始める。ショーンはとジュリアンはいつの間にかリアンに懐柔されてしまったようで、意地悪なドロシーおばさんが少し可哀そうになってしまった。

リアン役のネル・タイガー・フリーがトラのペイントするところが最高の撮れ高だった、シャマラン様の若手女優発掘能力は素晴らしい。激化する女の戦いに盛り上がり、行き着くとこまで行った果てのクリフハンガー、ネクストラウンドに期待が高まる。