2日間で一気見した。
土下座をキーにしているあたり、完全に半沢直樹な訳だが、シリアスと軽妙さをうまく混ぜて、とても見やすくなっている。このあたりはさすが韓流。
株の話などが出てきたりするがそれほど難しいことはなく、とっつきも良い。
主人公の才覚でやっていくのかと思いきや、わりと2人のヒロインによって得られた結末という感じ。
ダブルヒロイン制は面白いが、え、メインヒロインそっち?ってのが率直なところ。
健気ではあるけど、もう少しなんとかならなかったのかな。くっつき方も唐突感あった。
注目なのは仇役の親子がとにかくいい演技するなあということ。会長は凄く重厚で、だからこそ微妙な狼狽が際立つ。
あと、頻繁に飲酒シーンが出てくるので、韓国焼酎飲みたくなった。
愛の不時着と同種の主人公だと感じたが、これも韓流のお家芸なのだろう。たくましいけど純粋で誠実な男。まず日本でこういう役ができる役者がパッと出てこない。
気になった点は、LGBTや人種差別的なテーマも扱っていたが、薄っぺらい感じ。あの役は女優使わず、男性俳優でやらないと説得力がない。