このレビューはネタバレを含みます
うーん…色々と惜しい作品だったな…
キャストと美術はかなり良かったんだけど、シナリオが因習村の表面だけなぞりましたって感じで、ホラーとしてもミステリーとしても物足りない
ホラー観点
・松田龍平と探索ものの相性悪くない？なかなか進まなくてフラストレーション溜まった
・土着の風習があるのは分かったけど、謂れがないとそんなに怖くない
・この手のホラーでありがちな何考えてるかわからん子供、何考えてるかわからん通り越して只の人形でしかなかった
ミステリ観点
・そもそもミステリじゃないのかもしれないけど、ヒント無しでいきなり謎解き始まったからえ？てなった
・有実さんが脚を引き摺ってたの、ただのミスリード？
・村人の人間関係的なのはあるものの、大してシナリオに生かされない
ただ限界集落の再現っぷりはかなり良いので、因習村の雰囲気だけ浸りたい人にはオススメ。ただ同じ系統ならガンニバルの方が面白かったかな。
あと工藤阿須加の曇らせ展開も良かったです
