さくら

破戒のさくらのレビュー・感想・評価

破戒(2022年製作の映画)
3.0
割とこの時代になっても部落差別がここまでだったとは知らなかった。
卑しき仕事をしていたりするのでいみ嫌われると映画で言っていたが、今は差別があるというよりは逆差別的な、それを権利としあえてそこに住み恩恵を受けてる、それを利用しているそんな卑しき事をしている一部の人がいるので、差別は無くならないよね、差別してるのではなくその部落を無くしたくない張本人達がいるよねと、部落差別の話が出ると必ず誰もがそう言う。
役所関係の仕事をしているが、そのような人たちからかかってくる電話はとても横柄で所謂カスタマーハラスメントと言われるものばかりだった。
怒鳴る、敬語を使わない、偉そうに命令口調などすごくストレスを感じた。
あと何故か声がガラガラ(たばこやお酒かな)な人多かった。
そんな偉そうに役所の人間に怒鳴って、冷ややかにいったいどうしたの?どうしたの?って見てました。
世間に出れば社会的地位は下で、この人はきっと虐げられているんだろな、かわいそうだなぁと、唯一の場所として、偉そうにしても言い返さない役所の人間に偉そうにしているのだろうと。
社会に出て大人にもなってそんな態度やそんなものの言い方しか出来ないから、そんな生活しか出来ないんだよ情けないねとよくみんな笑ってたな。
差別はダメ、みんな同じ人間。
だから役所の人間の尊厳を傷つけるような大声で怒鳴ったり命令口調の言葉遣い、やめてねと思います。
昔もそんな一部の人がいたんだろうか、だから差別されたんだろうか。
それとも差別されて捻くれたりしてそんな人になっていくのか。
卵が先か鶏が先かみたいな話を考えたりしました。
綺麗にまとめられた映画で、若い人には俳優さんが若いから観せて差別はいけないという学びを得るにはいいと思います。
綺麗にまとまってる。
でも、現実そんな綺麗事ではない。
表があれば裏もある。
これは表の話。
みんな平等、世界が平和、人権は人が生まれながらに与えられた最高の権利。
どちら側から見ても差別なしがいいそれが1番いいと思う。
さくら

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