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岸辺露伴 ルーヴルへ行くのくぅーのレビュー・感想・評価

岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)
3.8
“黒い絵を見た者には必ず過去の罪、そして、後悔が襲って来る。”

»人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」のスピンオフ、「岸辺露伴は動かない」を原作としたTVドラマシリーズの実写映画化…スタンドなる特殊能力を持つ漫画家の岸辺露伴が、青年時代に想いを寄せていた女性から、この世で「最も黒い絵」の存在を教えられ、ひょんなことからその謎を解くべくルーヴル美術館へ向かう。

はい、ジョジョは2017年の実写映画版のみで、このTVドラマは一切見ずの、キャスト目的の無謀なる鑑賞…も、思ってた以上に楽しめたのは確か。

で、岸辺露伴のスタンドであるヘブンズ・ドアはそれなりに理解できた程度でしたが、問題なく見れました。

そう、全体的には昭和的なホラー系ミステリー作品の雰囲気を゙漂わせつつ、洋の味わいをちょいと取り入れ、再び和の切ないドラマで締める感じで…ぶっちゃけ、ルーヴル美術館でなくても成立はしますし、もっとパリは見せて欲しかったですが。

うん、黒なので闇が絡むという読みは当たっていて…なるほどという見せ方でしたね。

にしても、蜘蛛が苦手なのでちょいちょい寒気がしましたが…って、TVドラマはテンポが良さそうなので、いつか見てみたい。

なお、俳優陣では、高橋一生…ミステリー系では見事にハマりますね。
飯豊まりえ…いい相方でコメディエンヌぶりを披露。
木村文乃…流石の麗しさ。
長尾謙杜…岸辺露伴の若かりし頃を見事に好演。
さらには、安藤政信と美波 がいい仕事をし…池田良に前原滉らのサポートも良き。
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