「パラダイスの夕暮れ」を再鑑賞してみた。労働者三部作の1作品目やったよね。これも、当時に一度しか観ていないので、もう余り覚えてはいないけども。アキ・カウリスマキ監督の作品。
先日に「マッチ工場の少…
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舞台は1986年、フィンランドのヘルシンキ。独身の中年男性ニカンデルは、ゴミ収集の仕事に勤しみ、LL教室に通って英語を学び、時にビンゴに興じる生活を送っていた。代わり映えのしない毎日だが、ある日、同…
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ゴミ清掃員の主人公がスーパーの店員の女性に恋をする話。
『真夜中の虹』に比べるとアクションシーンなどがないので地味な印象。ただ、物語自体は割と突拍子もない。映画のラストの展開もあれでいいんか?とは…
カウリスマキ監督の映画は、本当に本当に些細な部分での「いいな」が沢山詰まっている
観た人みんなで各々が発見した小さな「いいな」をちょっと誇らしげに共有したり新しい気付きを得た後に観返してみて、違う視…
1686年フィンランド映画。カウリスマキ。
「敗者3部作」のひとつ。
ゴミ収集人のニカンデル
スーパーのレジ係をクビになったイロナ
そんな、敗者とも言える二人の中年の恋愛物語。
無表情である…