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ボブ・マーリー:ONE LOVEのGINのレビュー・感想・評価

ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)
3.7
ジャマイカが生んだ伝説のレゲエミュージシャン、ボブ・マーリーの波乱万丈な人生を映画化した音楽伝記ドラマ。

時は1976年。
カリブ海の小国ジャマイカは独立後の混乱から政情不安となっていた。
30歳にして国民的アーティストとなったボブ・マーリーは、その人気を利用しようとする政治闘争に巻き込まれ、家族をも巻き込む暗殺未遂事件に遭う。
2日後、マーリーは怪我をおしてコンサートに出演するが、身の安全のためロンドンへ逃れ、アルバム「エクソダス」の発表やヨーロッパツアーを経て、世界的スターの階段を駆け上がっていく。
だが、その一方で母国ジャマイカの政情はさらに不安定となり、内戦の危機が迫っていた―。

思っていたより結構観やすい映画だった。
名前は聞いたことあるけど、どんな人で、どんな音楽だったのか知らなかったので、とても勉強になった。

少し不満を言うと、物語が淡々と進むので、もう少しライヴシーンなどを多くして、メリハリをつけたり、彼の音楽をもっと浴びたいとは思いましたが…。
対話をすることなく分断や戦争を生んでしまう社会が目立つようになった今のこの時代に、音楽の力を信じ続けたマーリーの思いがとても大事に思えた。
音楽は人を繋げ、心の支えになる。
音楽って大事だと改めて思った。
ボブ・マーリーが、若くしてガンで亡くなってしまったのは残念でならない。

キングズリー・ベン=アディルがボブ・マーリー役で主演。
プロデューサーにはボブ・マーリーの妻リタ、息子ジギー、娘セデラが名を連ねた。
実際のボブ・マーリーと比べると、かなりイケメンなボブ・マーリーになってたけど、まぁ、いいでしょう😄

とりあえず、「ヤーマン」って言葉は覚えたよ😁
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