“でも夢がなかったら、何が残ります?”
»フランスの田舎で3代続く酪農農場が経営危機に陥った男は、ふらっと立ち寄ったキャバレーの妖艶なダンサーの踊りに惹かれ、納屋を改装してキャバレーを作ることを思いつき、強引にダンサーの彼女を誘う。
はい、農場でキャバレーなんて面白そうと見始めましたが…エンドロールで実話ベースと知り、思わずニンマリ。
そう、奇抜なアイデアで一念発起するものの、チームでの紆余曲折と葛藤の描写で見せる展開はお決まりのパターンで、終盤に最悪のケースが待っているのも定番。
で、そんなラストはあっさりとエンディングへ流れたのは意表を突かれたが…エンドロールの実映像を見ると、魅力的な現在進行形だからでしょうね。
にしても、やはりベタに牧歌的なキャバレーに行ってみたくなりましたね…フランスの人情に触れてみたい。
なお、キャストでは、アルバン・イワノフ…いい味を出しまくって作品を引っ張ります。
サブリナ・ウアザニ…強気で麗しく魅力的。
ベランジェール・クリエフ…いい仕事してましたね。
さらには、ギイ・マルシャン、ミシェル・ベルニエらが良きサポート。