平日月曜の真っ昼間の池袋ロサは、正直言って客入りが寂し過ぎた(泣)
コギトワークスの新レーベル
〝New Counter Films〟の第1作目は
天才と言われることもしばしばの二ノ宮隆太郎監督作…
日本刀に象徴される鋭利さを持ちながら同時に割れずに鈍痛をくらわすビール瓶の様な重さと鈍さを併せ持つ。個人的には一時期の新井英樹作品が発していた気配の様なものを食べる感じたし、レーベル名と関連付けるの…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
冒頭の女性の台詞がとても「外側から見たオバサンの語りそうな何か」でいきなりウンザリしたところ、その後の体温低めな若者の他責志向の苛立ち、介護士くんの「セクハラくらい女が我慢しろや」的な勘違い発言と…
>>続きを読む台詞回しが独特で、基本長回し、合わせてカメラワークもアングルが特殊だったりと、何かと見応え充分な作品でした。
主人公はあまり口数は多くはないものの、静のお芝居の中にある眼力がすごくて、もう1人は延…
「ありふれた教室」同様、スタンダードサイズの息苦しさが非常に良いね。
不快な人間ばっか登場するけど、それが癖になるし、なぜか心地よくも思えてくる!
特に、長髪で挑発してくる英治のうざさがやべえぞー…
このレビューはネタバレを含みます
二ノ宮監督の作品を見るのはこれで初めてだったんだけど、間やテンポだけじゃなくてカメラワークとかもかなり独特だなっていう印象
目立った事件は例のばんちゃんがビール瓶で殴る以外にはあんまり無いんだけど…
ヤバすぎる…。直接的な暴力は、ほとんど映されないにも関わらず、常に何か非道なことが起きる予感に満ちている。異常なほどに静かな中で画面上に怒りが立ち込めている。誰しもが一歩間違えば人を殺し、殺されかね…
>>続きを読む冒頭から坂東龍汰の醸し出す雰囲気や歩き方が『枝葉のこと』の二ノ宮隆太郎のそれで鷲掴みされた。からの、濱口竜介とはまた違う電話帳読みのような気持ち悪さから垂れ流れる独白的に道理を説く髙橋里恩。グループ…
>>続きを読む不満だらけの世の中に革命を起こそうと抵抗する若者達の青春物語。
道行くマナー違反をする人々によく回る舌でペラペラと断罪する彼も、怒りを黙って耐え続ける主人公も全て監督の分身であり世の中へ伝えたいメッ…
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