mayumayu

マトリックス リローデッドのmayumayuのレビュー・感想・評価

4.2
1作目のマトリックスが本当に大好きで、好きな10本に入れるくらい好きです。

封切り当時ワクワクしながらこのリローデットとレボリューションズを待って劇場鑑賞したなあ‥
レザレクションズが公開されると聞いたときは驚きと大いなる期待と共に
どんな物語なんだろう‥もちろん主要な役の俳優は変わらないと嬉しいけど、流石に20歳も歳を取っているとどうなんだろう‥と不安も。
でも観に行きます。マトリックスファンとしては行かねば!

その前にリローデットを見直してみた。
AIと人間との戦いの結末がどうしても観たいがために、勝手に自分の中で中継ぎのような印象になってしまっていた本作。
当時はアドレナリンが自分の中で多分本当に出ていた高速道路での一連のアクション
(なぜそう思うかというと、たまに仕事で患者さんのバイタルが危機に瀕していて、全身全霊でサポートすることがあって、その仕事が無事終わった後と、本作を観終わった後と同じ体の状況になったから)、
リアル・ラブ、
イタリアの至宝ことモニカ・ベルッチ(あのワンピースはシリコン製で、着用にものすごく時間がかかるらしい)が印象的でした。
ここからはやや作品の核心に触れるので、未見の方はご注意を。







見直して‥
ザイオンに代表されるリアルな人間の生活を送る人々と、ネオとトリニティの愛を表す側面が大きかったんだなと改めて思いました。
第1作目は導入〜目覚め、という感じで、やはり文句なく面白いですが、本作は1作目で語られなかった「リアルな愛」が力強く語られていたと思います。
本作と比較すると1作目はだいぶ観念的ではありますよね。
しかし不思議だなあ、思ったのはインターステラーも、だいぶ科学的な映画でしたけれど、最後は愛、でしたし、
本作も設定故にかなりロジカルな縛りが生じると思うのですが、やはり愛に行き着く。
愛は大きなテーマなんだな、なんて。

でも、マトリックス中ではなんとか許容できたネオのスーパーマン化が、
リアル世界で発動されるのは、それまでずっとロジックで自分(観客)を縛って来てのいきなりついていけなくなった瞬間だったので、
やっぱり第1作が好きだー!!
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