あっくん

ぼくは怖くないのあっくんのレビュー・感想・評価

ぼくは怖くない(2003年製作の映画)
4.6
諸事情により今月もお休みが続いてすみません💦💦(;ŏ﹏ŏ)
久々のレビューはレンタルアルバイト時代に観たっきり、何故か頭の片隅に封印していたイタリア映画。
U-NEXTで復活です‼️(。•̀ᴗ-)✧

🌾あらすじ
1978年、夏の南イタリア…。
少し威圧的な父、母と妹と一緒に住む10歳の少年ミケーレは、麦畑に囲まれた小さな村で暮らしていました。村人は全員顔見知りで、子ども達はいつも一緒に遊んでいます。
ある日、子ども達は家から離れたところにある空き家を発見し、その帰り道、ミケーレは落し物を探すため1人空き家に戻ります。
空き家の近くに置かれた不審なトタン板を見つけ、中は掘られた暗い深い穴だった…。
中に何が隠されているのか、ワクワクしながら覗いたミケーレの目に飛び込んで来たのは、ボロボロの毛布と人間の小さな足‼️(´⊙ω⊙`)
驚いたミケーレは慌てて家に帰りますが、気になり始めてはもう一度確認すると、そこには幽霊のような謎の少年が…。

🌾感想
ギャップが凄い作品ですね💦
広き青空と眩しい夏の太陽の中で、一面に黄金色に輝く美しい麦畑に囲まれた小さな村…✨
(景色を観るだけでも、観る価値あり✨)
古き良きノスタルジックな雰囲気漂う田舎に純粋な心を持つ子供達が無邪気に遊ぶ爽やかさ✨

……それは冒頭だけの話……

……その裏は大人達しか知らず、実はイタリアの社会問題にもなった、踏み込んでは行けない隠された禁断のダークサイド‼️(・o・;)
そんなダークサイドの中に、思いやりと優しさを持つミケーレ少年の探求心溢れる行動によって生まれたのが、子供達の勇敢なる勇気と新たなる友情…。

美しくも恐ろしい…純粋だけど残酷…。
謎を解けば解くほど、緊張感が溢れ、気持ちが重くなりながらも引き込まれていきます…💦
まるで大人が読む童話をよう…。(˘・_・˘)

……と、再鑑賞しながらも何故若い頃に観たっきりだったのかな〜と考えてる内に、ラスト7分25秒…。
「これかーーーーーーーーーーーーー‼️‼️‼️」
Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)Σ(゚Д゚)

……と謎解明💦(笑)
……当時は若かったんだな〜としみじみ💦トラウマだったのかな❓(;ŏ﹏ŏ)

だけど当時は気づかなかった…。
衝撃だったけど、美しかった……。
切なかったけど、美しかった……。
いろんな魅力が詰まった、不思議な傑作ですね💦
(・_・;)

タイトルからも「ぼくは怖くない」は色んな意味が込められているのかな〜と思います。そして少年たちの笑顔はマジ天使✨(人*´∀`)
あっくん

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