あっくん

かがみの孤城のあっくんのレビュー・感想・評価

かがみの孤城(2022年製作の映画)
4.8
以前から観たかった作品がやっと見放題✨
今回は観賞済みの方限定のネタバレコメント付きです🎶(*^^*)

🏰あらすじ
中学1年生の女の子・安西こころは、事情により不登校が続き、子供育成支援教室(フリースクール)にも通えずに家に引き籠もる生活を続けていた。
5月のある日、自室の鏡が光り、吸い込まれたこころは、その向こうのオオカミさまという狼面をつけた謎の少女が仕切る絶海の孤城で、中学生のリオン、フウカ、スバル、マサムネ、ウレシノ、アキと出会う。

🏰感想
原作は未読ですが、青春が詰まったおとぎ話ですね🎶
辛い部分もあって覚悟していましたが、やっぱり目に来ちゃいました💦。゚(゚´Д`゚)゚。
クレヨンしんちゃんから知る原恵一監督はやはり流石だと思います🎶

孤立した城の中で何かしら抱える自分自身と向き合う姿はまるで本当に鏡の様な舞台。
そこで向き合う内容は青春時代に誰かしら体験しそうなエグい経験が詰まっていますね💦
一人一人に抱えた心の傷と共に感じる不安と辛さ、苦しさと悲しさ、虚しさと情けなさは現代社会の闇にも通じる部分もあります。(そういう意味では逃げ場所って必要ですね💦)
城の中にいる七人が理解し合い、共有できる仲間はかけがえのない存在感だという大切さが十分に伝わります。
そして自己肯定感を失った若者達が勇気を持って、前を進んで再生していく姿にはやはり自分も応援したくもなります。

個性豊かなキャラ達はあまり触れませんが、お気に入りはマサムネとスバルコンビですね🎶
(ただ、プロとアマ(俳優陣)の声優の実力が確実に分かり易いのは若干気になってしまう💦特に◯◯君!確実にパロっていたよね💦(~O~;))
少々分かり易い部分でもありましたが、繋がっていない様な7人の謎解き要素と伏線も楽しめました🎶
とても繊細だけど優しさが溢れる一筋の光の様な作品だと感じました✨

🏰原作との違い
本作の原作小説は2017年に発行されていて、本屋大賞にも受賞されていますが、小説は約558ページにも及ぶ長編小説💦

その為、それを2時間で収まるのはかなり難しく、初観賞だと納得する部分もありますが、足りなかったり、活かしきれなかったりと感じる方もいらっしゃると思いますのでそういう意味では賛否両論にもなりますね💦

大体ですが、原作と本作の違いをネタバレコメントに載せましたので鑑賞済みの方のみ拝見して頂けたらと思います🎶
また、本作をより深く知りたい方は原作を読むのがオススメだそうです。

🏰キャスト陣
監督は原恵一監督(クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦、クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲、クレヨンしんちゃん他、ドラミちゃんアララ・少年山賊団、カラフル、始まりの道、ミス・ホクサイ)

原作は辻村深月さん(ハケンアニメ!、朝が来る、ツナグ)

こころ役の當真あみさん(忌怪島、水は海に向かって流れる、さよならマエストロ、最高の教師)

リオン役の北村匠海さん(君の膵臓をたべたい、勝手に震えてろ、明け方の若者たち、幽遊白書、東京リベンジャーズ、星降る夜に)

アキ役の吉柳咲良さん(星降る夜に、天気の子、劇場版 君と世界が終わる日に)

スバル役の板垣李光人(幽遊白書、劇場版 君と世界が終わる日に、約束のネバーランド、Silent、陰陽師0)

フウカ役の横溝菜帆(TVシリーズ 君と世界が終わる日に、義母と娘のブルース)

マサムネ役の高山みなみ(名探偵コナンシリーズ、楽しいムーミン一家シリーズ、魔女の宅急便)

ウレシノ役の梶裕貴(オタクに恋は難しい、信長協奏曲、ハイキュー!!、名探偵コナン 群青の拳、進撃の巨人)

心の母役の麻生久美子(夕凪の街 桜の国、翔んで埼玉、マスカレードナイト、MIU404、時効警察)

喜多嶋先生役の宮崎あおい(舟を編む、純情きらり、バースデーカード、おおかみこどもの雨と雪、ただ君を愛してる、陰日向に咲く、怒り)

オオカミさまの芦田愛菜(阪急電車 片道15分の奇跡、パシフィック・リム、マルモのおきて、MOTHER、最高の教師、メタモルフォーゼの縁側)

他にも…
矢島晶子さん(クレヨンしんちゃん)
藤森慎吾さん(七つの会議、全力で愛していいかな?)
滝沢カレンさん(君たちはどう生きるか)
美山加恋さん(プリキュアシリーズ、僕と彼女と彼女の生きる道)
キンタローさん
……等がチョイ役に。
あっくん

あっくん