ごろり

ナイトメアー・ビフォア・クリスマスのごろりのネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

小さい頃から何度も何度も何度もバカみたいに観てきた大好きなミュージカル映画です!
ストップモーションアニメで動くキャラクター達全てに生命が宿っていて愛おしくて堪らない!!
ティム・バートンがデザインしたハロウィン・タウンの住人達、キモいんだけど愛くるしい独特の魅力がありますよね(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

ずっとティム・バートンが監督してると思ってたんですけど、実際はヘンリー・セリック監督作品
ティム・バートンは原案・製作として作品に関わっていたみたいですね_(:З」∠)_
ここら辺の背景はNetflixで配信中の「ボクらを作った映画たち」シーズン3の「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」回で詳しく知ることができます!!
「バットマン リターンズ」撮影中で監督することができなかったこと、監督と脚本家の衝突、音楽を担当したダニー・エルフマンの秘話などなど見どころたっぷりでかなりポップで観やすいのでオススメです_(:З」∠)_

ティム・バートン監督作品である「フランケンウィニー」を観た後だと彼の作品に対する共通したテーマみたいなものが見えてきてより楽しめました!
毎年同じことの繰り返しにうんざりしているジャック、彼がクリスマスと出会うことによって「フランケンウィニー」での〝考える人=科学者〟になるんですね(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
彼がハロウィン・タウンの文字通りの科学者であるフィンケルスタイン博士に助言を求めて、楽しみながら考えてクリスマスを作っていく姿はアツかったです(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
ただ、彼のポジティブすぎる性格やいい加減さによってどんどん間違った方向に進んでいってかなりやらかしちゃうんですけどねww

ミュージカル映画に何よりも欠かせないのがキャラクター達の心情をストレートに伝える為の音楽!
ダニー・エルフマンが作る音楽が名曲だらけで音楽を聴きたいが為に何度も観返しちゃうのかもw
ハロウィン・タウンの住人達の紹介パートであるOPで流れる「This is Halloween」は恐怖と陰鬱と愛らしさが混ざったハロウィン・タウンとその住人達を見事に表現してるし
中盤、ジャックからサンタクロースをハロウィン・タウンに連れてくるように命じられたブギーの手下である小鬼3人組の悪巧みがテーマの「Kidnap the Sandy Claws」は子どもの悪戯心をイメージするようなメロディに合わせた残酷な歌詞が癖になりますよねww
そしてわいが1番好きな曲、ジャックが初めてクリスマス・タウンに迷い込んでしまった際に流れる「What's This」(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
同じことの繰り返しで憂鬱だった日々を吹き飛ばす希望の光、見たこともない世界、「なんじゃこりゃあああぁぁぁ(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ」というジャックの気持ちを上手く表現した大名曲!!
イントロからワクワク感溢れまくりで楽しくなってきますよね(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
ジャックの歌唱パートも担当したダニー・エルフマン、通常の台詞パートも彼が担当する予定だったけど演技が駄目すぎて別の人と交代になった話(「ボクらを作った映画たち」参照)が好きすぎるww

今作についてよく言われるネガティブな意見として、内容がない、展開が急すぎるなどがありますが、76分という長編ストップモーションアニメを作ることの大変さ、限られた時間や予算を考えるとそんな意見は出てこないと思うんですよね(;`皿´)グヌヌ
映像も音楽も内容もかなり練られていて、匠達の仕事に惚れ惚れしちゃいます(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

好きなキャラクターは小鬼3人組 ロック、ショック、バレル
特に丸っこいバレルがめちゃくちゃ可愛くて大好きです(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ
付けてる仮面も可愛いよねww
後はプレゼントに追いかけられて必死に逃げてるおデブちゃんも堪らない!!
やっぱりティム・バートンがデザインするおデブちゃんは可愛さが段違いですねww
みんな愛おしくて堪らない(;//́Д/̀/)'`ァ'`ァ

これから先も何度も観返すことになると思います_(:З」∠)_
ごろり

ごろり