ちびねこ

マイ・ブラザーのちびねこのネタバレレビュー・内容・結末

マイ・ブラザー(2004年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

たぶんリピートもの。
この頃は韓国映画、めっちゃ観てたのにめっちゃ忘れてます(笑)
レビューという名のあらすじ&感想です。
普通にベタな物語です。
ウォンビン27歳シン・ハギュン31歳で高校生役は如何なものかとは思ったけど。
ウォンビンは2000年の「秋の童話」で主役のソン・スンホンを食ってしまう程の熱い演技力を見せ付けられたし、シン・ハギュンも同じく2000年にあの「JSA」に出演しソン・ガンホやイ・ビョンホンに負けずとここでも優しく繊細な北の兵士役を上手く演じていました。

「口唇口蓋裂」という病気は聞いた事があるけど、なんと500人に1人の割合で生まれるみたいです。
生まれてすぐに手術した後、何回か手術すればかなりよくなると聞きますが…。

冒頭で弟のジョンヒョン(ウォンビン)は写真の現像を待っています。
「ちょっと時間かかるよ〜」って言われて「待ちます」って答えます。

兄のソンヒョン(シン・ハギュン)は先天性の兎唇のために母(キム・ヘスク) からの莫大な愛情を受けて育ちました。
その分、弟のジョンヒョンはいつも寂しい気持ちを喧嘩で憂さ晴らししていました。
ソンヒョンは手術があまり上手くいかなかったのか、喋る事が苦手で大人しく詩を書く事が趣味でした。
そんなある日、兄弟は同じ女子高生を好きになるんですが…。
これがなんとイ・ボヨン!
今とあまり変わらない感じでした。
チソンと結婚したし、イ・ジョンソクとは年の差恋愛のドラマにも出ていたので、もうただただ羨ましい限りです(笑)
この恋はジョンヒョンが勝ち取るんですが、ソンヒョンの詩を盗んで彼女の気を引いた為に後ろめたくなり別れてしまいます。
ソンヒョンはソウル大に合格します。
母の自慢の息子になり、ジョンヒョンは浪人して予備校に通わされます。
母は金貸しをしていたんだけど、ちゃんとした職業をと食堂を始めようとするけど、預けていたお金を不動産に持ち逃げされてしまいます。
ジョンヒョンは悲しむ母と母を思うソンヒョンの為に借金の取り立て屋を始めるんですが…。
これが原因でこの家族にとって、あまりにも悲しい出来事が起こってしまいます。

母の誕生日にソンヒョンからの花束と手紙。
韓国あるあるで泣かせにかかりましたよ~
私は泣きません!(笑)

冒頭の写真の現像が終わり店主から誰が撮ったのかを聞かれた時にジョンヒョンは「ヒョンよ」
初めてソンヒョンの事を「ヒョン」と呼ぶ事が出来ました。
写っていたものは母とソンヒョンのありったけの笑顔でした。

いやぁ~ウォンビンもこんなシンプルな作品に出てたんですネ〜。
他の作品と比べようにも作品が少なすぎて…。
母国ではCMとかの仕事はしてるみたいなんだけど。
早く次回作も観たいです。
ちびねこ

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