《トニー・スタークとは》
兵器開発者ハワードの息子。幼少の頃から才能を発揮し、4歳で回路基板を組み立て、6歳でエンジンを作り、17歳でMITを首席で卒業。父親が亡くなった後は、21歳でCEOに就任。
子どもの頃に観ていたテレビ番組のヒーローと言えば、真面目な好青年で皆のお手本のような人達だったのに、アイアンマンって、これまでのヒーローとは対照的なチャラい奴で言いたい放題のビッグマウス。兵器を販売する会社の経営者だから、テロリストとも繋がりがありそうなダークなイメージだし…。アイアンマンのスーツって、金持ちのボンボンの贅沢なおもちゃって感じだし…。目立ちたがり屋ゆえに〝ボクがアイアンマンだ〟って、あっけなくカミングアウトしちゃうし…。前途多難だよなあ…ってことを思い出しながら再鑑賞していたら…。
あのアイアンマンのスーツって、悪者に拉致されたスタークが瀕死の重傷を負いながら、そこから脱出するための苦肉の策だったんだね。それに生還した後は、軍事兵器製造からの撤退を宣言しているし…。結構いい奴なのかも。
持って生まれた超能力で戦うヒーローと違って、強くなるために試行錯誤を繰り返しながらスーツを改良していく過程は見応え十分だし、バトルシーンは迫力満点でワクワクするね。
本作って、まだアベンジャーズシリーズとは無縁だと思っていたら、エンドロール後にあの黒眼帯のオッサンが登場。ここからアベンジャーズは、始まっていたんだね。
視聴メモ:2024.01.20/007/図書館DVD