90年代前半、瞬く間に世界の注目を集めた美少年エドワード・ファーロングが出ているという事で鑑賞。両親役にリーアム・ニーソン、メリル・ストリープとキャストが豪華。
ニューハンプシャー州の静かな町で、小児科医のキャロライン(メリル・ストリープ)が勤務する病院に、殴打され雪の中に置き去りにされた少女の死体が運び込まれる。殺人の容疑がかけられたのは、キャロラインの息子ジェイコブ(エドワード・ファーロング)。やがて、幸せだった家族の歯車が狂い始める—— 。
愛する我が子が人を殺めたかも知れない。
その不安によって取り乱すのはわかる。
わかるけども!!
あまりにも自由奔放な父と母。
先ず、父よ。
息子が乗っていた車のトランクから血のついた手袋が出て来て…
燃やす!!
いきなりの証拠隠滅にこちとらびっくりよ!!
愛する息子を守る為ならその手を汚す。手段は…選ばないッ!!若きリーアム・ニーソンが暴走しがちな父を熱演。
父とは違い、真実を語るべきだと主張する母を演じるはメリル・ストリープ。
父と母が仲違いするもんだから、妹ちゃんは拗ね気味に。
そしてもう1人可哀想なのが弁護士ね。父も母も打ち合わせを無視して好き勝手に行動するから、裁判や世論でどんどん不利に。
我が子を守るとはどういう事なのか。
考えさせられるテーマだけど、あまりに破天荒な両親に呆れっぱなし。
事件の真相も然程驚く程の事もないし、ちょっと期待外れ。
サラサラ吉田栄作カットのエドワード・ファーロングを愛でるだけの作品。