しろくま

ハッピーフライトのしろくまのレビュー・感想・評価

ハッピーフライト(2008年製作の映画)
3.4
《あれ?何かおかしいな》
〝上昇はしてるんですけど、どんどん減速しています〟〝速度計が二つとも壊れている😱〟〝機首下げてください。失速しますよ〟〝なんでだ。くそっ!💢〟〝緊急事態を宣言した方が…〟

緊急着陸を要請して、羽田空港に戻ろうとしていたけど、突如目の前に海面が見えて、墜落の衝撃が…。あっという間にゲームオーバーになってしまった機長昇格訓練中の副操縦士、鈴木和博(田辺誠一)。シミュレーターによる訓練だったからよかったけど、これが実際に空を飛んでいたら、大惨事になっていたかも。想定外のことが起きたときに、めちゃめちゃパニクってしまう人を機長にしたらダメでしょ。

そんなダメダメ鈴木副操縦士の機長昇格テストを実際のフライトで実施するって不安しかないけど、映画のタイトルが〝ハッピー・フライト〟だからなんとかなりそうな気もしないではないが…。ミスリードってこともあるからなあ。

キャビンアテンダントの斎藤悦子(綾瀬はるか)にとっても大事なフライト。初の国際線デビューなんだけど、頑張れば頑張るほど空回りをして乗客を怒らせ、仲間からは呆れられるっていう悪循環で、どうなることやらっていう感じ。

無事ホノルルに着けばいいのだけど、次から次にアクシデントが勃発。ちっともハッピーとは言えないフライトだけど、多くの人達が無事を願いながら全力で関わってくれているっていうのを感じることができる映画だね。

視聴メモ:2023.10.12/154/図書館DVD
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