ちびねこ

ジョゼと虎と魚たちのちびねこのネタバレレビュー・内容・結末

ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

リピートもの。
取り敢えず出演者が若い!
ブッキーも池脇千鶴も23歳、上野樹里は特に若いと思ったらまだ17歳でした。
ごく普通の大学生の恒夫と、車椅子に乗っている一風変った女の子ジョゼの恋愛のお話。
この作品 去年アニメで映画化されて、そしてまさに今 韓国版が上映されてます。
韓国版のハン・ジミンの演技が楽しみです。

恒夫は初めは好奇心からだとは思うけど、だんだんと風変わりなジョゼに惹かれていきます。
池脇千鶴のヌードは結構 衝撃的だったけど、ああゆう童顔の人はどこかでキャラを変えないと後々しんどいので、ちょっと早いかな?って思ったけど良かったと思います。

見どころは色々とあるんだけど、上野樹里が演じる香苗がジョゼに「あんたの“武器”が羨ましいわ」と、障害を皮肉るシーンです。
ジョゼは負けじと「ほんまにそう思うんやったら、あんたも脚切ってもうたらええやん」と言い返します。
その後のお互いの平手打ち。
なかなか良かったです。

池脇千鶴の関西弁、上手いなぁ~って思ったら、大阪出身なんですね。
恒夫が両親にジョゼを紹介するという名目で途中で寄る場所が天王寺動物園、アメ村、海遊館、須磨…と全部デートスポットです。
結局は最後の最後で怯んでしまい家には帰らなかったんだけど。

なんだかんだで結局は別れを選んだ2人…たぶんジョゼはずっと一緒にいたかったのかな?
でも恒夫の気持ちを察しての別れだったと思います。

ラストで香苗が隣にいるにも関わらず、泣きながらガードレールを蹴っていた恒夫の気持ちが痛いほど強く伝わってきました。
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