にっきい

午前一時のにっきいのレビュー・感想・評価

午前一時(1916年製作の映画)
3.0
ランチタイムは力を抜いて気まぐれに。
こんちはにっきい、お昼ですよ。

チャップリン全集 3/24
DVDのタイトルは『チャップリンの朝帰り』になってるけど、原題がONE A.M.なんでフィルマ登録名の方が正しい感じ。

寝ぼけ目でタクシーで帰ってきたチャップリン。
昔の車なのでドアノブが外側にしかなくて、ドア開けるのに四苦八苦。
何とか車から降りても玄関マットでツルツル滑る。
どうやら酔っ払って朝帰りの様子。
その後も部屋の中でバタバタすってんころりん。
千鳥足でなんとか寝室まで辿り着いても今度はベッドにおちょくられるチャップリン。
最後にはベッドの底が抜けて浴室で水浸しになっておしまい。

今まで見たヤツと違いチャップリンの1人芝居なので、相手に対して暴力的だとか余計な事を気にせずコミカルな動きを楽しめました。
しかしCGなんてない時代、何度も階段から転げ落ち、ベッドの下敷きになり、滑って転んで…。
人を笑わすために自分の身を犠牲にしてる、彼こそ真のエンターテイナーって実感しました。
にっきい

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