ジム・ジャームッシュが描く吸血鬼はこんなに気だるげで、品があって美しいのか
文字通り永遠の夫婦であるアダムとイヴのわずかな時間をのぞかしてもらった
21世紀なんだから、無闇矢鱈に人は襲えないし片付け…
こんな家に住みたい!おしゃれなのに、ただそれだけで終わらないジム・ジャームッシュの力量に感服。心地よいリズムを保ちながら、二人の焦燥感を上手く描き出した。昔のコンテンツも気軽に楽しめる今だからこそ生…
>>続きを読む人外の倦怠、郷愁、美意識、死体処理、飢餓、同胞以外への冷酷さなどが丸ごと楽しめるお得な一本。話の流れがゆったりペースで、特に前半はほとんど何も起こらず、キャストと画の美しさを楽しむ感じだった(監督の…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
2024年64本目。
ティルダ・スウィントンとトム・ヒドルストンに吸血鬼としての説得力がありすぎて最高!「とてつもなく美しくてちょっと不気味」っていう絶妙なところをついてるんだよね。ふたりが裸体で横…
半永久的な命という点から「永遠に美しく」と似た感じだけど詩的だし、人間としてではなくこっちはヴァンパイアていう存在
ジャームッシュらしいゆったりした雰囲気、自分たち人間は儚い命だけど、それでも自分は…
不思議だが、どこか落ち着いた気持ちにさせてくれるジム・ジャームッシュ独特の作風が相変わらず面白いです。
アダムとイヴのヴァンパイア然とした雰囲気が魅力的です。アダムの気怠けで厭世的な雰囲気が可愛いで…
吸血鬼という存在しない者の生活を細部にまで拘って描いている。
設定の全てが出鱈目なのだからと切り捨てることも可能だけれど、それに没入して観ることで耽美な世界観を楽しめる。
終わり方が皮肉めいてい…
音楽がいい!
BGMもそうだし、トムヒの演奏もクール。
アダムもイヴもエヴァもイアンも妖艶極まりないので有罪です。最高です。眼福です。
本能には逆らえないね。
生きるためには逆らうことは罪にすらなり…