どれもこれもとっても美味しそうだけど、その丁寧な手順にびっくり。(特に栗の渋皮煮!)食べることって単なる生命維持ではなく娯楽なんだなとあらためて。もちろん、いのちをいただいているということを再認識する描写も。
先人の創意工夫と生命に感謝して、「いただいている」という気持ちを忘れずにいられる丁寧な映画。
また所々で、そっと人間ドラマも差し込まれる。単純に続きが気になるつくりとなっていて、そこは嬉しい誤算だった。
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・個人的に気になったのは、醤油ベースの自家製ウスターソース。レシピも見つけたので今度つくってみよっと。
・渋皮煮を差し入れにきたところの松岡茉優さんの演技が自然体すぎておおっとなりました。割とアクの強い役をやることが多い印象でしたのでこんなこともできるのかーという感じ。しかも当時まだ10代なのか、すごいや。
・宮内優里さんの劇伴がとてもよかった。ちょっとレイハラカミぽさもあるエレクトロ。