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ターミネーター:新起動/ジェニシスのGINのレビュー・感想・評価

3.6
アーノルド・シュワルツェネッガー主演の人気SFアクション『ターミネーター』シリーズの5作目。

監督は、アラン・テイラー。
2015年制作。
2029年、人類抵抗軍のカイルは、機械軍が1984年に送り込んだターミネーターの後を追い、自身も過去へと向かう。
しかし、たどり着いた世界は、既にカイルの知る過去とは違っていて、カイルはT-1000ターミネーターに襲われてしまう。
窮地に追い込まれたカイルだったが、そこに屈強な女戦士サラ・コナーと彼女の守護者T-800ターミネーターが現れる…。

1984年での最初の展開は面白い!
T-800ターミネーター同士の戦いやT-1000ターミネーターの登場など、何が何やらのスピーディーな展開で、序盤の話の展開としては良かったと思います。

ニュースで人工知能のことが話題になったりするけど、この作品でも人工知能(この作品ではジェニシス)のことをとりあげて、その怖さを作品のテーマにしているのは面白い。
書き換えられた過去から始まる驚愕の展開。
運命の鍵を握るのはサラ・コナーと、彼女を守ることをプログラムされたT-800ターミネーター。
見応えのある新旧のターミネーター対決。
最強の敵、T-3000ターミネーターの性能には驚かされました。
ターミネーターも行くとこまで行っちゃったね。
人間でも機械でもないというのがね…これまた興味深い存在でした。

俳優さんでは…
T-800役をみんなのシュワちゃんこと、アーノルド・シュワルツェネッガーが12年ぶりに再演。
シュワちゃんが、いるのといないのとじゃ、たぶん全然違う作品のテイストになっていたのだろう。
サラ・コナー役は、エミリア・クラーク
ジョン・コナー役は、ジェイソン・クラーク
カイル・リース役は、ジェイ・コートニー
オブライエン刑事役は、J・K・シモンズ
…と豪華な顔ぶれ。
T-1000役をイ・ビョンホンが担当したのは驚きでした。

久々に観たけど、話が以前のような逃避行する展開じゃなくなっているので、いつ追いつかれるか分からないというドキドキ感は無くなってるのが残念。
でも、何も考えずに楽しむことが出来る作品でした。
たまに観てみるといいもんだなぁ(⁠^⁠^⁠)
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