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ミス・バイオレンスのleylaのレビュー・感想・評価

ミス・バイオレンス(2013年製作の映画)
3.5
かなり胸糞。ある家族の楽しそうな誕生パーティから始まる。パーティの最中に飛び降り自殺をする娘。なぜ娘は自殺したのか、その真相が次第に明らかになっていく…

最初は少しだけ違和感のある家族に見えた。血が通っていないような…それがやがて、そりゃ許せないわ〜という秘密がわかると胸糞悪いったらありゃしない。

途中の暴力的な描写も子供が相手なだけに心が萎える。変態作品だったら許せるけど、ズビャギンツェフ監督の芸術性を減らしたみたいな印象で、かなりドライで可愛げのない作品。

ランティモス監督を中心とする「ギリシャの奇妙な波」というムーブメントの流れを組んだ作品で、ベネツィア国際映画祭で銀獅子賞と最優秀男優賞を受賞。胸糞作品が好きな方にはオススメ。


*カーズWSAさん、ありがとうございました*
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