このレビューはネタバレを含みます
過度とも言えるほど寄りのカメラばかり。
画面中にはルイ1人で映る事が多く、ルイと周りとの距離感の曖昧さを如実に示してる。
演技・表情はもちろん、内装や小物に至るまで圧倒的!分かりやすい説明は無いけ…
「家族だからと言って分かり合えることなど1つも無いのだから、はじめから分かってもらおうなんて傲慢なこと思わないでおこう」という私の考えが集約されたような映画。家族の存在は大切に思っているけれど、あく…
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苦手と感じつつ、言いつつ、なんか見てしまうグザヴィエ・ドラン。毎回「全然すきじゃない!」と思っている。
「出た〜!!!唐突感強い音楽!謎な速度変化!(どんなレンズ使ってるんだよと思うような)過剰なぼ…
最初から最後まで情緒が最悪すぎる、最悪すぎて凄まじい描写 憎しみが込められた言葉の力に抗いようもなく押し倒される 希望が少しずつ確かに見えなくなっていくのが怖い
「次は大丈夫だから」微かな希望に縋り…
なんか鼻につくな~が全編通してぬぐえなかった
家族という共同体の強固さをネガティブに描きつつも、その根底にある愛を見つけ出す人。がグザヴィエ・ドランのイメージなんだけど、この映画で描かれる家族はあま…
不思議な感じ。
全然分からへんような、よく分かるような。
家族といっても、個人の集合。でも最後はやっぱり家族、なのか?
自分にとっての家族って、、
いろいろ考えたくなるような作品やけど、見てて疲れま…
兄アントワーヌが罵倒する部分、頑固親父のようだった…というか、現代ではあまり見られなくなった人間くささをとても感じる部分だった。ルイへの愛なのだろうか…?故郷ではルイがいない事が当たり前な毎日が続い…
>>続きを読む戯曲が原作とのこと。息詰まるような濃密な家族劇に終始目が離せなかったが、その分どっと疲れた。
当代フランスを代表する俳優達の演技のぶつかり合いが見どころ。特に兄役のヴァンサン・カッセルが凄まじい。…
©Shayne Laverdière, Sons of Manual