mayumayu

あやしい彼女のmayumayuのレビュー・感想・評価

あやしい彼女(2016年製作の映画)
4.0
あれ、レビューしてなかった。
結構家で何回もみてるのに。だいたい構えずなんとなく見始めて、最後まで見てしまう。今回は娘が見始めた。
いつも、ラスト近くの母娘のシーンで泣いてしまう。
「(娘に)この後の病院のところでいつも泣いちゃうんだよね。」「ふーん」
「‥(ずずっ)」「‥お母さん?笑」
‥今回も。いや、笑われながら本人に言うの無理だけど、私も、お母さんにしてくれてありがとう!って思うんだよ、娘よ❗️

戦後苦労して青春を楽しむ時間もなく老齢期に達した女性が突然若返ったとしたら‥?

この映画は多部ちゃんが素晴らしいと思う。ちょっと流石に変だろとか、こんな憎まれ口だと嫌な雰囲気になってヒロインが可愛く思えなくなるでしょうとかを、絶妙な演技でヒロインのリアルや可愛さを損なわない。と思う。
銭湯の志賀廣太郎さん親娘のコメディぶりも良い。娘と孫の小林聡美と北村匠海がいい。要潤が爽やかにかっこいい。
ヒロインと娘と孫が住む家が、なんか温かい光を発しつつリアルな日本の家っぽくていいんだよな。
さらりと見れるけどちょっとほろりとできて、多部ちゃんの可愛さ炸裂。オリジナル韓国版以外に中国、ベトナムでも映画化されてるらしい。
ちなみに、多部ちゃんじゃないボーカルの役は越野アンナさんで、My Little Loverのアッコと小林武史の娘らしい。ラストのオリジナル曲として出てくる曲がまたHello againが青春真っ只中の曲として刷り込まれている私には、やや懐かしいようなでも古くないようにも感じられ、この映画にぴったりだと思う。
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