主要4キャストの自然な演技によって最後まで緊張感を味わえた。
中でもブライアン・クランストンとジョン・レグイザモは潜入捜査官として目の動きから立ち振る舞い、話し方にいたるまで、リアルの潜入者に学んだかのような絶妙な演技だった。
潜入者は組織の重鎮とプライベートで仲良くなりすぎてはならないというのも教訓である。虚構の友人関係をつくりあげて犯罪の証拠集めをするのだから、摘発前後のストレスは多大なものだろう。
普通の神経の持ち主じゃできない仕事だと思う。
地味なつくりの映画だが、事実ベースの話なので見ごたえ十分だ。
あと、バリー・シールがひょっこり出てきてびっくりした。