ついつい復讐モノに手を出してしまうことがもうバレているのか、ここ最近アマプラが激推ししてきてたので負けました。観ました。
どうせまた〇〇の仇ぃー! ざまあみろヒャッハー!ないつものやつかと思いきや、たまげた。
まさか洋画でこのテのおはなしに遭遇するとは思いもよりませんでした。実話ベースというのもイイ。答え合わせができたみたいで非常に精神的に健康的な一作でした。
そして安定のFilmarks低スコア。知ってた。
ジェイク自身ゆうてた。そう、悪い人間ではないのですよ。
だからこそ、自らの罪を断罪しなければいつまでたっても罪悪感という痛みに苛まれることになるのですよね。
そしてそれはきっとジェイクだけでなく。ローマンだってきっと同じで。罪を認めて心から謝罪すれば、そこにはきっと、赦しが待ってた。
往々にしてひとは、そこで間違う。
悪い人間はいなくても、大半のニンゲンが、弱いイキモノということなのでしょうか。
もうね、開始10分から涙目。そりゃまあ、あらすじからいってわかりきってた展開ではあるんですけど、ラスト25分(くらいだっけ)なんだかんだ踏みとどまってくれるんかなと高をくくってたんですよね。
そこからの、ラスト10分(だったっけ)。もうね、あかんか。黒いフードが見えた時点でですね、こらもうあかんか、また反面教師エンドかおもたのですが。
がんばった。よかった。ほんとにがんばったサミュエルありがとう。ほんとにありがとう。
ともすれば眠気を誘うような淡々としたものがたり運びではあるんですが、それゆえ切々と訴えかけられ度急上昇でずっと胸が痛くて前のめりでした。好きなやつでした。
心の何処かでどうせいざとなったらロケットランチャーぶっ放して大暴れしちゃうんやろ? と思わなかったと言えば嘘になります。←シュワちゃんをなんだと思ってんだ。