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無限の青空のCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

無限の青空(1935年製作の映画)
2.5
【青空はなかった】
コスミック出版のDVDBOX「密林の黄金」にハワード・ホークスの航空映画『無限の青空』があったので観た。

霧の中、パイロットたちが自分の腕前を信じて操縦する。映画は管制室と機内を交差させながら、通信が取れなくなった状況を描いていく。ハワード・ホークスの映画だけあって、女性もグイグイ映画の中へ入ってきて手綱を握る。霧の中、着陸できるかどうかをスペクタクルとして描いているのだが、個人的には『コンドル』の方が見えないサスペンスがよく描けていたように思える。全体的に管制室での対話がメインとなっていて、ハワード・ホークスの映画にしては退屈に感じてしまった。
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