封切り時に大学の友人と。
そのあとも何回もDVDで。
ジブリの中でラピュタと双璧で大好きな映画です。
最初千尋ふてくされてて可愛くないです。
それがぐんぐんと成長したくましく魅力的に変貌していきます。
ハクさま、湯婆婆、銭婆、リンさん、坊、カオナシ、
ちょっぴり出てくるキャラクターたち、
みんな魅力的で力強い。
当時映画館で、ツツジの庭を抜けていくシーンの美しさに感激しました。
日本語の文化が背景にありつつファンタジック。
ストーリーもしっかりしています。
近年の宮崎駿作にある良く言えばインスピレーションのまま、
悪くいうと行き当たりバッタリな感じありません。
後年道後温泉に行った時、これは!と興奮しました。
最後の方で、「ふん!」としながらちょっと笑って千尋を見ている湯婆婆が、プラダを着た悪魔のメリル・ストリープみたいだと思うんですよねー、私。