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志乃ちゃんは自分の名前が言えないのぉゅのレビュー・感想・評価

3.7
2024年 鑑賞 24-72-21 [5-9]
NHK BS にて
押見修造先生のウェブコミック「ぽこぽこ」に連載されていたコミックを原作に、長編商業映画デビュー作品となる湯浅弘章監督による、高校1年生の新学期で、吃音に悩む志乃(南沙良さん)はクラスの自己紹介で自分の名前もうまく言えず、笑い者になってしまいそれ以来、孤独な高校生活を送る彼女だったが、ひょんなことから同級生の加代(蒔田彩珠さん)と友だちになり、志乃の歌声に心奪われた加代は彼女をバンドに誘い、2人は文化祭を目標として猛練習を始める青春音楽作品。

ー 志乃ちゃんはグダグダ悩むも歌うと決心する ー
目覚ましの音以外無音の冒頭と鏡に向かって自己紹介の練習を、吃音での自己紹介と「外人?」とちゃかす生徒たち、「パス」と沈黙の志乃と誰もいない隅っこでお弁当を、独り言は饒舌?と志乃は誰かと話したい?、ああいういじり方嫌い!もういじめやん!だから男はあかんねん!ガキのままや!、ブルーハーツの「青空」と「話せないなら書けばいいじゃん」と渡されたメモ帳&ペン、加代と一緒にいるようになった志乃と「うち来る?」、ギターと頑固と「あの素晴らしい愛をもう一度」と笑った志乃と「帰れ!」、カラオケ店と音痴だと多くで騒ぐ女子高生たちと志乃の行動、カラオケと「翼をください」、「私と組まない?」と加代がギターで志乃が歌と港の空エモい!、文化祭目標にと特別夏期講習とバンド名 “しのかよ” (そのままっ!)、帰りたい志乃と志乃に「初めて部屋を出られたんだから」と説得する加代、「命かけてと 誓った空は〜 ♪」と一緒に歌った私とミッシェルの「世界の終わり」と「悪いのは全部君だと思っていた 狂っているのはあんたなんだって〜 ♪」と一緒に歌った私 其の二、自転車二人乗りのカット 好きぃ 、「ブラウン管の向こう側 カッコつけた騎兵隊が インディアンを撃ち倒した〜 ♪」と一緒に歌った私 其の三、海のシーンなど挿入されるシーンたちもエモい!、駅での「あの素晴らしい... 」と志乃が苦手な強(萩原利久さん)が登場し... 、夏休み明けと志乃を心配する加代とうざい絡みの強と加代の行動、うなだれる志乃をずっと励まし続ける加代と強の謝罪&自分も仲間にという要望、「どうする?」と「加代ちゃんがいいなら」、商店街のアーケード街と志乃のメモ「歯医者だった」、加代からのお願いと志乃に作詞を、逃げ出す志乃と彼女を追いかける加代と志乃の気持ちと砂浜に書いた文字... 、志乃の気持ちとは?と強の行動と彼の謝罪&願望と... 、ずっと引きこもっている志乃の元へ加代がと「言ってくれなきゃ」、志乃&加代と夜のバス亭のベンチと「こ... こんなに つ... つらい 思い するなら ひ... ひとりで い... いたい だ... だから... 」と「もうわかったから」、朝になり... とバスが来てと帰っていく加代「じゃあね バイバイ」、学校から帰宅しようとしている志乃と勝の言葉「お前ダセェよ 空気消して 私なんてどこのもいませんってフリをして ダセェよ! 凄ぇカッコ悪いよ! 俺は絶対来年歌う お前は一生腐った魚のような目してやがれ!」、文化祭当日とひとりになったしのかよと「私はひとりで歌います」と加代が作ったオリジナル曲の歌詞は... ウルっと来たらもう終わりだった、志乃の本当の気持ちと逃げ出した理由と「私が私を追いかけて来る」と「私をバカにしてるのは 私を笑ってるのは 私を恥ずかしいと思っているのは 全部 私だから 私は... 私は... お... 大島志乃だ これからも これがずっと私なんだ」と歌は?と「ありがとう」

作品の中盤の路上ライブシーンとか、強の「ゾウリムシでも戦うわ!」とは私のお気に入りでもあるし、ダムが決壊したように涙が溢れて来たが、最後●●●欲しかったなぁ... あと志乃の引き篭もりパートをしっかり取った分ちょっと最後の展開は私はあんまりに感じた... 期待してた分ハードル上げ過ぎたかも... あと私は好きだった自転車二人乗りのカット。そのことも 今ではヘルメット着用していないのも罪にはなりますが... 個人的にはエンタメくらいそこを意識しなくてもいいのは? 最近の邦画はコンプラ気にし過ぎでは? むしろわざわざするシーンを描くことで違和感やテンポの悪さを感じる時もある コンプラコンプラ言うなら “す●●●●●り” とかちゃんと告知せんかいとか思いますけどね!そっちの方が重罪やぞ!って思いますけどねー

「こ... こないだは 加代ちゃんの歌 笑ったりして ごめん 加代ちゃんは私のこと笑わないでくれたのに 私は加代ちゃんのことを 私 最低だよね? 喋れても喋れなくても最低の人間だよね? ごめん」「いいよね あんた言い訳があって 喋るとさぁ しょうがないって思ってもらえるんでしょ? あんた歌は? 歌はつっかえずに歌える?」

「加代ちゃん もう帰ろう」「やるの 初めて部屋から出られたんだから」

「お前ダセェよ 空気消して 私なんてどこのもいませんってフリをして ダセェよ! 凄ぇカッコ悪いよ! 俺は絶対来年歌う お前は一生腐った魚のような目してやがれ!」

「私をバカにしてるのは 私を笑ってるのは 私を恥ずかしいと思っているのは 全部 私だから 私は... 私は... お... 大島志乃だ これからも これがずっと私なんだ」

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