mayumayu

大奥のmayumayuのレビュー・感想・評価

大奥(2010年製作の映画)
3.2
先々週は疲れていたのに加え、土曜日も勤務。さらにホルモンバランス的にメンタルの調子が悪くなる時期で‥
なぜか涙ぐみながら仕事から帰宅(単に疲れすぎと自分でもわかっている)。でも無理矢理家の掃除を土曜日中に片付けて‥日曜日はのんびりしてやるー!
というところで何故か、よしながふみさんの大奥にハマりました。コミック電子版オトナ買い❤️一気読み❤️しかも最終巻は落涙(よく休んだ後なので情緒不安定なせいではない)
面白かった。歴史を絡めつつの人間模様。国の政を行うもの、ただただ愛を求めるもの、権力だけを求めるもの。読み応えあったなぁ、あれ、これ映画もある‥当時女同士の足のひっぱりあいっことか見たくないと勝手にスルーしたやつだ(ごめんなさい😫)
という訳で見ました。

赤面疱瘡という若年男性だけがかかる感染症が猛威を奮い、男性が女性の1/4の人口となった江戸時代家光公の時代。女性が将軍や大名職を継ぎ、外国にそれがわからないように鎖国。記録上は男名で歴史は紡がれていった。よって大奥は男性が集う場所に。

男女逆転が別にキワモノ感はなく、歴史を絡めつつ、こんなこともあったかもしれないなぁ、という感じで描かれます。
どろどろしてない、爽やかな大奥ですね。
この映画は8代吉宗の頃。下級貧乏武士の家から大奥に上がった主人公と、吉宗(柴崎コウ)と、幼馴染の裕福な商人の娘(堀北真希)が中心の爽やかな話。
二ノ宮くんの主人公は、もう少し上背があって手足が長いと理想でしたが、(むしろ玉木宏が原作のイメージだったかも)真っ直ぐできっぷのいい若侍ぶりが良かった。阿部サダヲやムロツヨシ、中村蒼が大奥の仲間たちをいろどっていました。一巻だけが出ている時に映画化されたそうで、大きな歴史変動まではまだ描かれず、若者の成長譚ですが、原作と引き比べてみるとなかなか楽しめました。
※わっかーい高杉真宙さんと小関裕太さんがちょっとだけ出てます
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