なんとなく家で見始めて、途中でヘンリー5世やシャルル6世を調べたりしながら見てしまった。
イングランドのヘンリー5世の話。
彼が父に反発し過ごす時代から、ヘンリー4世の死により、イングランド王位を継ぎ、8500のイングランド兵で2万のフランス軍に勝利するアジャンクールの戦いまで。
シェークスピアの物語を参考にしつつも違う設定もあるようです。シェークスピアの物語は未見。
もっと先まで描くのかと思ったので、え、ここで終わり‥？って言う感じでしたけど、上手くいいところを切り取ってあるようにも思いました。
無駄な犠牲や戦争を望まない彼だったが、突然権謀術渦巻く中に否応なく身をおかざるを得ず、信頼する友と長く過ごすことはできず。時に操られ、騙され、怒り、しかし信ずる道を歩もうとする若き姿。
DUNEの前に作った作品ですよね、ティモシー・シャラメの若き王👑が良いです。細身の彼がイングランド兵を鼓舞し、それに側近達が頬を緩めるシーンはなかなか迫力がありました。
義経と弁慶みたいな主従関係。
実はあやつられている事に気づいた時の失望と怒り。
媚びず真実を伝えるように頼むフランスから迎えた姫。
出てる俳優が豪華で、ティモシー・シャラメ、ベン・メンデルソーン、リリー・ローズ・デップ。ロバート・パティンソンはフランスシャルル6世の息子役で、史実から離れた動きをしているようですが、ややイカれたヒールかつ間抜けな役を楽しそうに演じている感じで、ちょっとだけトーマシン・マッケンジーも出てる😊
なかなかの佳作なんじゃないかしらと思いました。
最初に書いたけど、あ、ここで終わり？って言う感じはあったけども。
最近仕事がきつく体調が悪く映画に集中できず、久々にちゃんとみた。嬉しい。
