“過ち“と“赦し“がテーマの一作。人は誰しもその大きさに大小あれど誤ちを犯す生き物であり、世の中に蔓延る矛盾や不条理さなど大概のことは許せるけれども、凄惨な事件など決して許せないことも確かに存在して…
>>続きを読む■俳優さんたちの演技に加えて、構図、さりげない色使い等が素晴らしく、近年韓国映画の佳作だと思います。
肝心な部分をあえて省略して、そこは観る人の判断に委ねるというテクを駆使しまくっているので、主人…
このレビューはネタバレを含みます
自分の両親を交通事故で殺してしまった男の店でバイトとして働いてみたら、その店の夫婦はめっちゃいい人達過ぎて復讐心や憎しみは薄れてしまって、行き場の失った哀しみだけが彷徨ってて心が苦しいです!って話。…
>>続きを読むミニシアター系韓国映画。佳作です。
女性監督らしい心の機微に寄り添った、丁寧な映画。
もはや名優と言って差し支えないキムヒャンギの演技に心が動かされる。
結果として、彼女たちの人生は何も好転はし…
原題はキム・ヒャンギが演じる主人公「ヨンジュ」まずはキム・ヒャンギの演技が素晴らしい、グレていく弟(愛の不時着のタン・ジュンサン君)と、どうにもならなくなっていく自身の人生、全ては交通事故のせい、事…
>>続きを読む事故で両親を失ったヨンジュと、加害者家族を描いた作品。「許し」をテーマに被害者ー加害者間の複雑な心の揺れを言葉少なに繊細な描写で捉えていた。
憎んでいた相手を許すこと。そして、許せないこと。明確な…
心の距離感が近づいたり離れたりするのが
切実に伝わってきて
すぐそばにいるのに
もう触れられないんだと
実感する瞬間瞬間が悲しくて
だけどここからまた
近づく未来もあってほしいと
祈らずにはいられな…
両親を事故で殺した相手に会いに行ったらミイラ取りになる優しい世界な映画。
両親を殺した相手に会いに行きながら
その家族の温かさに触れて心揺れ動くという
かなり難しい役をやってのけるヒャンギちゃん。…
被害者の赦しと、加害者の贖罪をテーマにした韓国の社会派ドラマ。
『神と共に』『無垢なる証人』のキム・ヒャンギが、両親を失い弟と身を寄せて生きる姉を演じる。
はからずも両親を事故死に追いやった加害者…
1番の罪人は…
映画館での鑑賞は諦めていたけど、1週間限定上映してくれたので直行。
とにかくやるせない作品だった。
原題訳はヨンジュで、キム・ヒャンギ演じる主人公の名前。
<あらすじ>
主人公…