くぅー

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ 南北英雄のくぅーのレビュー・感想・評価

3.8
黄飛鴻ことウォン・フェイフォン、中国の武術家で洪家拳の使い手であり・・・1800年代末期の動乱の世に、自警的に民衆を守り、ある意味ヒーローとして語り継がれるレジェンド。
当然にその活躍ぶりは多く映画化され、特に有名なのは1990年代の"ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ"シリーズで・・・あのジェット・リーをメインにした6作品で、そのうち2作品はチウ・マンチェクも主演し、本作が二十数年ぶりのシリーズ復活となり、思わずニンマリ。

と言いつつ、残念ながら、その2作品はまだ見れてないのだが・・・そんな歯がゆい思いを抱えつつ鑑賞。

まずは、民衆の英雄を意識してか、思ったよりコミカルに人間味溢れる主人公として描かれていて、ニヤリ。

そんな本作は、とある腹黒い英国人の侵略に立ち向かうスタイルを取りつつ、悪薬を絡めてのゾンビ的な要素もあり・・・やや違和感もあるだろうか。

しかし、クライマックスで
主人公が口にする "中国人は決して屈しない"的な台詞・・・これが肝なんでしょうね、王道の展開を頷きながら見てましたね。

もちろんチウ・マンチェクのアクションは流石で・・・ひたすら無敵でもなく、きっちりツボを押さえた見せ方になってます。

それと、妻役のヴィニー?(维妮vini)・・・佐々木希っぽい美女で、こちらも気になりましたが。

最後に、続編ある様ですね・・・こちらも楽しみにしてます。
くぅー

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