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DUNE/デューン 砂の惑星のpine777のレビュー・感想・評価

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)
3.6
壮大で重厚な古典的叙事詩SF。前回映画化された時も、異質で重たいイメージがあったが、やはり今回も同じで独特の世界観がある。ただ、2部作を前提にしているせいか、前半はなかなか話が進まない部分もあり、結構睡魔との闘いだった。後半は劇的な動きがあるので、目が覚めたが・・・

原作がそうなのかも知れないけど、最後の決闘はちょっと取って付けたような「なんで?」感があり過ぎるが、フレメンを味方にする過程のストーリーを作る上で、ありふれた古典的手法を使ったという感じだろうか。終わり方が「つづく」という字幕でも出てきそうなほど尻切れトンボなのはどうなんだろう・・・第二部は2023年秋。それまでストーリーを覚えているかどうか・・・

ちなみに、デューンの「はばたき機」(オーニソプター)を参考にして生まれたのが、ラピュタの「フラップター」とのこと・・・
主人公のポール(ティモシー・シャラメ)と母親ジェシカ(レベッカ・ファーガソン)が美男美女で良かった。
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