ロック

ドロステのはてで僕らのロックのレビュー・感想・評価

ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)
4.1
ドロステ効果…1枚の絵の中に、それと全く同じ小さな絵が描かれ、それが繰り返されていく特殊なタイプの絵。

そのドロステ効果を、あわせ鏡の容量で再現し、そこに過去と未来というSF性を持たせた作品。

画面の向こうに自分がいて、その自分は2分後(あるいは2分前)の自分。

これはすごい。
タイムパラドックスとドロステ効果を融合させ、シンプルな設定ながら複雑なストーリーになっていてのめり込んで観てしまう。

短いのにとんでもない満足感。
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