自殺を試みた若いバレリーナと、彼女を助けた落ちぶれた老芸人のヒューマンドラマ。
人生に挫折した彼女を明るく励ます一方で、仕事でプライドがズタズタになる日々を送る老芸人。
次第に彼女がバレリーナとして復活していき、代わって自分が励まされるようになる…
老芸人の姿からは人生の物悲しさを感じる一方で、それでも自身の人生を全うする姿には感銘を受けた。
このキャラクター姿は、辛い中にある人や、辛い経験を経た人を励ますのではないか。
「人生はどれだけ辛くても生きる価値がある」というチャップリンの人生観がひしひしと伝わってきて、心揺さぶられた。
若い女性が老人男性にゾッコン❤️というのにチャップリンの願望的な何かを感じたのがマイナス。
その要素がなければ4だったのになぁ。