ちょいとMCUとかヒーローとかやや食傷気味だなぁ、なんて思っていた。
でもフィルマのレビューで、アートだ、アニメの表現がすごい、激称讃の嵐。映画館で見た方がいいやつかなあ、一作目観てないけど体調最近割と良いし金曜日仕事帰りに行ってみよう。という訳で行ってきました。
‥観てよかった！すごい、確かに映像美しい。音楽も良い。でも内容がまたいいと思う。
スパイダーマンはなぜこんなに繰り返し繰り返し映画が作られるのだろう。そして旧作含めて愛されているのだろう。ちょっと遅いけど、その訳がやっとわかったかもしれない。
それは、人生の愛しさも苦しさも詰まっている物語だからなんだなあ、と。
子どもから大人への過渡期の特別な時間。未熟だけど純粋な情熱。子育ての難しさ。家族との諍いと和解と愛。信頼していた人の手酷い裏切りと絶望。それにより憎しみでおのれを失うことも時にはあるという人間の真実。挫折。愛するものの死。苦しみを乗り越えるということ。友情。
我らがスパイダーマンはそして恋をする。そしてまっすぐにヒーローであろうとする。
そこにこの美しいアニメーションだもの。
今年暫定イチって言ってた方の気持ちわかるー。私もそうかも。これは前作を観て、体調が許せばこれをもう一回観て、そして次作を心待ちにすることが決まったなー😆😆😆
終映にならないうちにもう一度。
パステル画調のグウェンの次元美しい。コラージュみたいなホービー、中身もキャラもかっこいい。インディアも素敵。赤ちゃん抱いてる師匠が誰なのかよくわかったし、最後の集合が感激なのもよくわかった。次作がますます楽しみです😊
2023.7.16品川TJOY
