【EARTH-65】
唯一の親友を喪った上に警察署長である父親がスパイダーウーマンの逮捕に熱を入れている。唯一の理解者であるMiles Moralesと別れ、自分の次元に帰還したGwen Stacyは孤独と苛立ちを感じていた。そんな彼女の前に時空連続体の崩壊を防ぐために活動しているというスパイダーマン2099が現れる。
【EARTH-1610】
加速機事故に巻き込まれたことで空間に穴をあける能力を会得したヴィラン《スポット》が出現。Milesは自分の能力をまだ十分に使いこなせていないヴィランを撃退することに成功するが、家族と約束した時間に遅れたことで自宅謹慎を言い渡されてしまう。
Grim Come out to
Grinning Socialize~♩.•
Ghosts † 〜𐭜 ᜊ°ཫ° )ᜊ
† ┏┛R.I.P┗┓ †
(^ΦωΦ^ o[ テイタートッツを食べてみ隊 ]o
ーWith great review comes
great friends on Filmarks.🕸🕸
◆ Welcome to Spider-Society.
Raimi版、Webb版、MCU版などの実写映画作品とは一線を画するCGアニメ版スパイダーマンの続編。マルチバースを是とする作品であり、今作においてもあらゆる世界線で活躍している多様なスパイダー・ピープルが登場します。
前作の舞台である《EARTH-1610》のMiles Moralesをはじめ、前作で活躍したGwen Stacy、Peter B Parker、Spider-Man Noir、Peni Parkerらが今作でも登場。その他にもインドのムンバイで活動するSpider-Man Indiaや、モヒカンスタイルが特徴的なギタリストSpider-Punkなど、更に個性的な面々が登場します。
個性豊かな面々を束ねているのがスパイダーマン2099ことMiguel O'Hara。マルチバースを守るためのエリート部隊《スパイダー・ソサエティ》を組織しています。様々なユニバースからやってきたスパイダー・ピープルが集まるこの組織を通じてGwenとMilesが再開することで新しい物語が始まります。前回同様ボーイミーツガールのプロットは王道ですが間違いありません。
◆ I never found the right band to join.
ボーイミーツガールといいつつも、今作では冒頭でヒロインの側が深堀されていました。前作のキャラ紹介でサラッと触れられてはいましたが、今作では所々Gwenの視点で物語が展開していきます。
前作においてMilesよりも先輩スパイディであり、姐さん女房的な雰囲気を纏ったキャラクターとして登場したGwen。そんな彼女にも悩みや葛藤があったこと、周囲の人々にどのような想いを持っていたのかが明らかになります。
同時に、Milesについての驚くべき秘密も明らかになるのですが、先に気持ちの整理をつけたGwenが行動を起こす様は格好いい。続編ありきの終わり方はあまり好きでは無いのですが、これはちょっとゾクゾクしました。
I started my own. With a few old friends.
ーYou want in?
◆ You think you're getting pretty good at being a parent.
〝the one and only Spider - Man〟というフレーズが前作から散々登場していたので、マルチバースといえど各ユニバースにスパイダーマンは一人なのだろうということは察していました。
放射性クモに噛まれる対象は同一では無いため、多元宇宙においてキャラクターが持つ多様な可能性が示されていた事は面白いポイントです。Peter Parkerがヴィランになる可能性を見せつけられたら、本シリーズが持つポテンシャルの高さを感じずにはいられません。
今作で其のルールが公になったのですが、スパイダーマンを取り巻く悲しい運命が新たに明かされます。追加された設定に基づいて、GwenそしてMilesの視点から《親の子離れ》について触れられています。実写版のスパイダーマンにおいて、特殊能力を得た青年には実の両親はいませんでした。子供の成長を通じて親サイドの心の機微に迫る描写をスパイダーマンで見る事が出来たのは新鮮でした。
You think you got it licked.
And they go and grow up.
𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄𓐄 𓈄
Dear.クラリスちゃん
日程変更してくれてありがとう( ߹𖥦߹ )!!
前作に比べて色々詰め込まれてたけど、
最後まで見入ってしまった(* 'ω' *)!!