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ミラベルと魔法だらけの家のDKforceのレビュー・感想・評価

ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)
3.6
おばあちゃんが若かりし頃、三人の子どもと旦那と一緒に国の理不尽な暴力に逃げ、旦那(お爺ちゃん)の犠牲により、おばあちゃんは守られ、そのときもっていた蝋燭に奇跡が起きた。

自分を囲むような高い山がそびえ、家ができ、幸せに暮らせる「ギフト」をくれた蝋燭の魔法

そして、三人の子どもらにもギフトを与えられ、魔法を備わった。
1人は、ミラベルの母。作った食べ物に治癒力。ようは怪我を食べた瞬間に治せるギフト

2人目は、自分の感情と共に、自分のところのみ天候がかわる。怒りを感じたら雷や嵐が頭上にでる

3人目は、未来を予想できる能力

と世代に渡って、ギフトをもらう儀式が子どもができたら行われ、築きあげた豊かな村がミラベルが大きくなるときにはできていた。

ミラベルの姉に力持ちギフトを授かったルイーザ、花を咲かせるギフトを授かったイサベラ

しかし、ミラベルはなぜか魔法のギフトをもらうことができなかった。

なぜにもらえなかったかはさておき、ミラベルは家族のためにと絶え間なく、努力し、明るく振る舞い過ごしてきた。特別じゃなくとも報われる気持ちをもちながら、、

ある日、おば夫婦の息子がギフトをもらう日がきた。アントニオはギフトをもらえるか不安がっていたが、無事にもらうことができた。

その夜ミラベルは幸せなこの家に危機がくるビジョンをみた。その原因をつきとめるべく、探偵的なことをして、その悲劇を招かないようにできるのかって話。

まぁディズニーならではの魔法×王道ストーリー

世界観というか、言葉や歌の感じはリメンバーミーとかぶる部分もある。
家族での話も類似してるし、

ただ、魔法がなくとも家族の絆と努力があればなにごとも時間をかけてでも崩れたものは元にできるし、みんなが特別じゃなくとも乗り越えれる的な感じで終わらせてもいいのかなとは思った。

終わりかたに若干ハッピーエンドなんだけど、この終わりかたよりも違った形でもよかったのではないかなと感じた。

ルイーザとイサベラの気持ちの葛藤を歌にするとこはよかった。
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