バニラさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

バニラ

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ワルキューレ(2008年製作の映画)

2.6

シュタウフェンベルクはワルキューレ作戦を利用してヒトラー暗殺を計画する。
映像が美しくて、第2次世界大戦末期の時代は感じれない。
再現ドラマな感じで思ってたより軽めな描き方な気がした。
戦闘よりもサス
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小説家を見つけたら(2000年製作の映画)

3.3

文学の才能ある青年ジャマールと世間から離れてしまった小説家フォレスターが出会う。
タイトルのイメージとは違ってた、勝手にだけど。
自分の16歳と比べても大人過ぎるジャマール、境遇は厳しい。
「2度と来
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スパルタンX(1984年製作の映画)

3.5

キッチンカーで働くトーマスとデイヴィッド、出会った美女シルビアは遺産争いに巻き込まれてた。
始まりから畳み掛けるコメディ、ハチャメチャ過ぎてついていけない。
ジャッキー、ユンピョウ、サモハン、豪華スタ
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蜘蛛巣城(1957年製作の映画)

3.4

謀反を鎮圧した鷲津武時と三木義明は主君が待つ蜘蛛巣城へ向かう途中、老婆から予言を告げられる。
「はあーい、自分の心の底を覗くのが怖いのじゃ」予言する老婆、幽霊にしか見えない。
モノクロ映像だからこそ時
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ハード・トゥ・キル(1990年製作の映画)

3.2

沈黙が始まる前のセガールなので走って飛んでる、空手がベースな格闘にキレあってカッコいい。
あり得ない病院からの脱出にはツッコまず、B級な作りも良さ。
昏睡状態からの復活、長いリハビリだけどロッキーぽく
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エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事(1993年製作の映画)

2.7

令嬢メイと婚約した弁護士ニューランドが、幼なじみの伯爵夫人エレンに惹かれていく。
夫と別居しているエレンなのでお互い禁断の恋だ。
純粋に愛してこそ汚れなき情事になるのかな、タイトルで想像できそう。
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銀平町シネマブルース(2022年製作の映画)

3.1

一文無しでわけありの近藤、落ちぶれた映画館でアルバイトを始める。
復帰となった小出恵介、リアルに演じてた。
助け船となるオヤジさん吹越満と宇野祥平、濃いい。
街の人達との出会いで自分自身を見直していく
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JOINT(2020年製作の映画)

2.6

刑期を終え出所した半グレの石神はカタギとして真面目に働くつもりだったが。
一度裏社会に足を踏み入れるとカタギに戻れないのはいつものお話し、共感は無かった。
個人情報流出の名簿ビジネスは今まさによく聞く
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春に散る(2023年製作の映画)

2.9

不運な過去あり元ボクサー佐藤浩市と心折れたボクサー横浜流星の出会い。
主演2人ベタな演技でもカッコいい、熱いボクシングストーリーにのせて人生ドラマは王道でした。
片岡鶴太郎と哀川翔のオジサンぶりもよか
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ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.3

天パー学生の菅田将暉が訪れた広島で遺産相続事件に巻き込まれる。
お金と命をかけるバイトとは。
テレビドラマが面白かった、スクリーンでどう展開するのか。
まさに犬神家の一族、松嶋菜々子が見れたし。
原菜
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

渋い役者が揃って渋い演技、エンタメではなくミニシアターな感じ、リアルだ。
真木よう子と井浦新が同じ屋根の下、素性もわからず住み込みとなる最初が変ではある。
失踪がどうなのか井浦新がどうなのか、興味深く
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犬神家の一族(2006年製作の映画)

2.7

市川監督のヒット作を監督自らリメイク、石坂浩二も再び金田一を演じる。
犬神家の遺産相続争い、奇妙な連続殺人事件が発生する。
オリジナルを何となく覚えてるくらい、観やすくなってる気がした。
深キョンの棒
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散歩時間~その日を待ちながら~(2022年製作の映画)

2.6

コロナ禍真っ只中となる4つのオムニバスストーリー、「市子」戸田監督作品なので厳しいかな。
結婚式を挙げらなかった新婚さんをメインにウーバーの若者、タクシードライバー、高校生カップル、それぞれの人間模様
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リゾートバイト(2023年製作の映画)

2.7

民宿で住み込みバイトを始めた若者たちに起こる恐怖の出来事とは。
よくある覗いてはいけない場所、子供の霊が見える恐さはいまひとつ。
霊は何かを訴えてるのだろうな、子供が姿を消す島なら事件だ。
ブギウキ活
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椿三十郎(1962年製作の映画)

3.5

浪人の椿三十郎は家老の汚職を暴く為に決起した9人の若侍たちに助太刀する。
三船敏郎の男らしいキャラに泥臭ささがカッコいい、根底にあるのは正義なのだろう。
確かに用心棒の続編だ。
名前を聞かれた時に目に
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ファミリア(2023年製作の映画)

2.2

家族ドラマだろなと思ってたら、半グレ集団とのトラブルやテロに巻き込まれたりと厳しいお話し。
息子の学と難民ナディアが似合わない気がした。
ナゼか物語に入れない、2つの大事件がいかにもな作り話しになって
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.0

トニーは対立するグループリーダーの妹マリアと恋に落ちる。
歌って踊る対決、恋の行方は。
ストーリーはオリジナルに忠実らしい。
ミュージカルのレベルは凄いと思う、物語に合ってたかはわからなかった。
スピ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

3.1

米ソの冷戦下、ロシアに原爆を落とす「R作戦」を米軍総司令官が発令する。
エンタメかと思ってたのでジャンル分け難しい、SFではなさそう。
「R作戦」がどうなるのか、会話劇が多めで間延びに感じてしまった。
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ドリーム・ホース(2020年製作の映画)

2.9

田舎暮らしの主婦ジャンは馬主経験があるハワードに出会い競走馬を育てることに。
共同馬主として投資どころか育て調教までするとは、勝利となると宝くじに当選したようなものかな。
お国柄の違いだろう村人たちの
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コラテラル(2004年製作の映画)

2.9

殺し屋を乗せたタクシードライバーの運命は。
トムクルーズがヒールを演じるだけで話題に、そりゃ悪役に見えない。
福利厚生を気にする殺し屋、仕事としてリアルだった。
キャラからしてジェイミーフォックスとの
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

三味線や村祭りなど古き日本な感じ、アニメーションの完成度が高くて映像を見る楽しみもあった。
片目なクボと寂しげな母の悲しい始まり、冒険までの前置きは長めだった。
猿さんに名前が無いのが不思議なのもなる
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隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)

2.6

人間の姿を借りた宇宙難民Xのストーリーに入れるかどうか。
宇宙SFとしてではなく国内難民の社会派ドラマとして見てた、それでいいのだろうけど。
宇宙難民Xにする意図はわからない。
Xかも知れない上野樹里
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市子(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

3年間共に暮らした市子はナゼ姿を消したのか。
幼き頃からすでに辛い、高校時代も厳しい、成人からは泣きたい。
生きる痛みがわかるからこそ、笑顔さえも見るのが苦しかった。
時系列の組み方はだんだんわかって
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明日に向って撃て!(1969年製作の映画)

2.7

お尋ね者ブッチキャシディとサンダンスキッドの実話。
強盗がどうなのか、イキでお洒落な感じがアメリカンニューシネマなのか。
犯罪に共感出来ないと言ってはヤボ、世の中への反体制が結びつかなくて、時代なのだ
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マグニフィセント・セブン(2016年製作の映画)

3.1

豪華な七人で1960荒野の七人をリメイク、元祖はクロサワ七人の侍。
ボーグに家族を殺されたエマはアウトロー7人に復讐を依頼する、ストーリーは忠実なリメイクなので役者の演技を楽しむ感じ。
デンゼルワシン
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

いつの間にかシリーズ4作目、もはやマトリックスよりジョンウィックの顔になったキアヌリーブス、いつまでもカッコいい。
裏社会の掟を破ったことで全世界の殺し屋から狙われる、主席連合そのものに疑問はあるけど
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.7

公開当時は宇宙遥か彼方からの信号が現実にあるのかもと思いながら観てた。
機械の叫びみたいな音はリアルだった。
地球外生命を考えると1997よりもさらに可能性は上がってるので、もう発想ではないのかも。
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ショコラ(2000年製作の映画)

2.8

フランスの田舎町に謎めいた母娘がやって来てチョコレート店を開く。
ほのぼのかと思ったら、意外と濃い出来事あり。
聞いたことあるハリポタみたいな音楽、やっぱり海賊なジョニデも出てた。
教会よりも駆け込み
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あしたの少女(2022年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

教育実習の印象はユルいイメージなのに、お国変わればこんなに厳しいとは驚いた。
解約を阻止するのがノルマなコールセンターで仕事してたら心が病んでしまう。
イケメンチーム長ジュノがブラックで働いてるのが不
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ランナーランナー(2013年製作の映画)

1.9

カジノ運営の裏世界に入っていくリッチーに共感出来ない始まり。
カジノ王にしては懐が甘いアイヴァン、リッチーは運が良いとしか。
拉致して取引を持ちかける、そんなFBIはどうなのか。
肝心のカジノも特別な
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キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2020年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

根底にチェンバレンの双極性障害があり、人種差別も絡む厳しい展開だった。
ペンダントで簡単に誤作動するのはどうなのか。
「誤作動でした」と謝れば終わりなお話し、警察官の立場も仕事なのでわからなくもないが
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イーちゃんの白い杖(2018年製作の映画)

3.0

生まれつき目が見えないイーちゃん、白い杖の使い方や点字など生きる基本からして想像を絶する。
苦悩を想像しても何一つ追いつかない。
映像にはないイーちゃんの頑張りも周囲のサポートもあるだろう。
観るのが
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バンク・ジョブ(2008年製作の映画)

2.3

裏社会から足を洗ったテリー、銀行強盗の話を持ちかけられ実行する。
銀行強盗をしたらスキャンダラスな写真を発見、実話を元にしてるけどどこまで忠実なのか。
家族の為に銀行強盗とは共感出来ない。
ジェイソン
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供のトラブルが親や学校を巻き込み大騒動に、そして子供たちは忽然と姿を消す。
エンタメ要素よりも社会問題の描写がリアルで驚いた。
学校での陰湿なイジメや家庭内の虐待がベースなのでキツい。
事無かれ主義
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ディファイアンス(2008年製作の映画)

2.7

ドイツ軍に両親を殺されたトゥビアと兄弟たちはリピクザンスカの森に逃げる。
ナチスからユダヤ人1200人を救った3兄弟の物語、実話を元にとあるがどこまで忠実なのだろうか。
ボンドなダニエルクレイグじゃな
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探偵マリコの生涯で一番悲惨な日(2023年製作の映画)

2.2

バーのカウンターに立つマリコにはもう一つの顔があった。
歌舞伎町に紛れ込んだ宇宙人を探す依頼、真面目にやってるFBIがうさん臭い。
ぶっ飛んでいるストーリーは理解するまでもなく、宇宙人はどうでもよく場
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