Jさんの映画レビュー・感想・評価

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凶悪(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1999年に実際に起きた「上申書殺人事件」を元に描かれた映画。

獄中の死刑囚からの告発。スクープ雑誌「明潮24」に務める藤井は、3件の殺人事件とその首謀者である「先生」について記事にして欲しいと依頼
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籠の中の乙女(2009年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ギリシャのとある裕福な家庭。
父親は3人の子供達に名前も与えず、高い塀に囲まれた豪邸から一歩も外へは出さずに教育する。夫婦は、外界を連想させる言葉を全く違う意味で教え、あらゆる虚構で塗り固められた生活
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血の祝祭日(1963年製作の映画)

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世界初のスプラッター映画と知り興味を持った。

ケータリング業を営む老人・ラムゼスは古代エジプトの女神・イシュタル復活を胸に殺人を繰り返していた。夜な夜な若い女性を襲い肉体の一部を盗んで調理し、それを
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オテサーネク 妄想の子供(2000年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

不妊に悩む夫婦。精神を病んだ妻を慰めようと、夫は切株を赤ちゃんの形に削ってプレゼントする。妻はその切株に本物の子どものように接し、甲斐甲斐しく世話を焼いた。「オティーク」と名付けられた彼は、やがて自ら>>続きを読む

無名(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

王一博好きの友人に誘われ鑑賞。

第二次世界大戦下の上海を舞台に、中国共産党、国民党及び日本軍の間で繰り広げられる名もなきスパイたちによる一進一退の攻防戦。

上記について予備知識がないと混乱しそうな
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異人たち(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作未読。

交通事故により両親を亡くし、孤独な人生を歩んできた主人公・アダム。彼はロンドンのタワーマンションを拠点に脚本家として活動しているが、現在スランプに陥っている。不思議な事にそのマンションの
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ZOO(1985年製作の映画)

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「ピーター・グリーナウェイ レトロスペクティヴ 美を患った魔術師」上映作品。

動物園で働く双子の動物学者・オズワルドとオリバーは、交通事故で同時に妻を亡くしてしまう。事故の悲しみから、動物の腐敗過程
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インフィニティ・プール(2023年製作の映画)

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近くに上映館がなくやっと鑑賞できた。

バカンスで訪れたとある孤島で、飲酒運転により通行人を轢き殺してしまった主人公。しかしその国には、観光客は死刑判決を受けても、自らのクローンを身代わりにできるとい
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オーメン:ザ・ファースト(2024年製作の映画)

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1976年に公開された「オーメン」の前日譚。
過去作未視聴だが、今作だけでもシナリオが完成している為問題なく観ることが出来た。

要所要所に過去作のオマージュが組み込まれているとの事で、この機会にそち
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

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記録。理論物理学の知識がなくとも支障はなかったが、登場人物がとにかく多いため主要キャラの名前と顔だけでも記憶してからの鑑賞をお勧めする。

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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2023年パルム・ドール受賞作品なので観ておこうと映画館に足を運んだ。

転落死したと見られる男性。第一発見者は彼の息子で、視覚障がいを持つ11歳のダニエル。事故を調べていくうちに、自殺と結論付けるに
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DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

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まず日本版ポスターの「ダークヒーロー爆誕」という煽り文が的外れ過ぎて不快。あらすじも魅力的に感じなかったので後回しにしていた事を後悔した。
ジャンル分けもバイオレンスアクション、とあるが派手なアクショ
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RED SHOES/レッド・シューズ(2023年製作の映画)

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不幸な事故(と呼ぶはあまり共感できない描かれた方だが……)により姉・アニーを亡くした、才能溢れるバレエダンサーのサムが過去のトラウマを乗り越え舞台に返り咲くサクセスストーリー。

上記で述べた通り筋書
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

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映画館で観るべき作品。

主人公が巨大なシャイー=フルードを乗りこなすシーンは圧巻。何せ3か月以上かけて本物の砂丘がある砂漠で撮影したというのだから納得がいく。

宿敵・ハルコンネン男爵の甥であるフェ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

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「キングスマン」シリーズの監督が描くスパイ映画、と聞きそれなら面白い事間違いないだろうと鑑賞。

謎のスパイ組織の正体に迫る凄腕エージェントの活躍を描いた小説「アーガイル」。
その作者エリー・コンウェ
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

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消化不良なので公式サイトの解説を読んでからもう一度観ようと思う

ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人(2023年製作の映画)

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貧しい出自ながら国王ルイ15世の公妾にまで上り詰めたジャンヌ・デュ・バリー、通称デュ・バリー夫人の危うくも豪華絢爛な生涯を描いた歴史映画。

主な舞台となるヴェルサイユでの優雅な暮らしを収めた映像、シ
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ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズ(2023年製作の映画)

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ホラーを期待していたので、求めていたものとは違った。脚本は突っ込みどころ満載で、ヒューマンドラマや復讐劇としてもやはり物足りないと思ってしまった。

アニマトロニクスのフレディ達が可愛い。

サイコ・ゴアマン(2020年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

サイコゴアマンが暴れ回り、敵を捕食する描写が魅力的。怪物たちのデザインもそれぞれ個性があって面白い。
おざなり気味なドラマパートでは説教臭くなるのかと思いきや、誰も改心せず逆に清々しくて良い。

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

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天才外科医ゴッドウィン・バクスターの家に招かれた学生は「なんて美しい痴人か」と感嘆の息を漏らす。年齢に不釣り合いな言動を繰り返すその女性・ベラは、実は自らの胎児の脳を移植されて奇跡的に蘇生していた。>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

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経営難の肉屋を営む夫婦。ある日過激派ヴィーガンの集団が店を襲う。後日、たまたまその中の一人を見かけた主人公・ヴァンサンはその青年を轢き殺してしまう。自首しようとする旦那に、妻は「フランソワの手口を(真>>続きを読む

ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作既読。正直観る前は実写化には向かない作品なのではと不安に思っていた。

まずキャラクターだが、鶴見中尉や牛山等、現実離れした再現困難そうな人物に関しても
だいぶビジュアルを寄せられている点が好印象
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

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社会的地位の高い女性を演じるジュリアン・ムーア(「惹かれあいの法則」「アリスのままで」等)が大好きなので、トレイラーの美しくも気難しそうな容姿に釣られて鑑賞。
フィン・ウルフハードとの親子役、ビジュア
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アクアマン/失われた王国(2023年製作の映画)

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3Dにて鑑賞。
前作と変わらないアクションの爽快感や、迫力満点の映像美は十分に楽しめた。

しかし冒頭からヒーローが育児に悩む姿はどうしても違和感が拭えない。弟・オームとのバディも作中でも言及があった
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ナイアド ~その決意は海を越える~(2023年製作の映画)

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還暦を超えてフロリダ海峡を泳いで横断するという夢に再挑戦する、マラソンスイマーの実話。

天候不良やクラゲの毒に悩まされながらも、果敢に挑み続ける彼女の姿に勇気を貰った。
「私がCEOだから私に決定権
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

普段、邦画には手を出さないのだが、あまりに高評価レビューが多いので気になって映画館へ。

主人公・平山は古びたアパートで独り暮らしをするトイレ清掃員。毎日夜明け前に目を覚まし、仕事道具を積み込んだワゴ
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Saltburn(2023年製作の映画)

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2024年の映画始めに選んだ一作。

「聖なる鹿殺し」や「イニシェリン島の精霊」での怪演が記憶に新しいバリー・コーガンの魅力を余すことなく引き出している。

「あれが恋愛感情だとみんなは思っていたよう
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

2023年映画納め。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

先ず吹替版を鑑賞。

ミュージカル要素多めで嬉しい。花村想太(Da-iCE)の声があまりにも好青年で驚愕したが、それも以下のことから納得。

ティム・バートン版との連続性は無く、ウォンカは家族にトラウ
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夢のチョコレート工場(1971年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

「ウォンカとチョコレート工事のはじまり」を観に行くため予習。

「チャーリーとチョコレート工場」と同じ作品を題材としているようだが、製作年がだいぶ異なるため前者ほどの派手さはない。
ミュージカル調なの
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

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『エクソシスト』(1973年)の続編ということで期待値が高過ぎた。
開幕、妊娠中の母親と子を祝福する儀式?が意味有りげに描写され主人公の信仰に対する不信感が伝播してくる気がした。
概ね予想通りに進んで
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私がやりました(2023年製作の映画)

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個人的にコメディは苦手なのだが、こちらは最後まで楽しく観ることが出来た。

⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ゲゲゲの鬼太郎自体にはそれほど詳しくないのだが、SNS上で高評価のレビューをよく見かけたため気になった。

鬼太郎の父親・ゲゲ郎(水木命名後の目玉おやじ)とPTSD気味の退役軍人水木との奇妙な出会いか
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蟻の王(2022年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

本作には同性愛者を異性愛者に変えることを目的とした「転向療法(コンバージョン・セラピー)」を取り扱うシーンがあるため注意

「イタリアに同性愛者は存在しない」とされていた時代を生きた詩人、劇作家のアル
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エリザベス:ゴールデン・エイジ(2007年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

1998年の映画『エリザベス』が良かったのでこちらも併せて鑑賞。

前作でプロテスタントのイングランド女王として即位したエリザベスだが、彼女の周りには常に陰謀が渦巻いていた。

そんな不安定な内政の中
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