2022PFFグランプリ作品が、劇場公開が始まったので観てきました。
タクシーが捕まらず座り込んでいた男が、引ったくりをして逃げている男を見つけ、100万円を渡す代わりにある場所へ送ってほしいと依>>続きを読む
1992年公開のアニメちびまる子ちゃんの劇場用映画第2弾。
多くの有名楽曲が使用されているため、版権の問題か長い間DVDなど円盤化されていなかった作品ですが、4月からNetflixにて配信が開始された>>続きを読む
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『マザーズ』『ボーダー 二つの世界』のアリ・アッバシ監督の最新作。
実際に起きた連続殺人事件を元に、その犯人の深層心理というよりも、イラン国内における脈々と息づいてきた社会構造の歪みそのものが、犯>>続きを読む
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PCの画面上で物語を展開させたサスペンス「search サーチ」シリーズの新たな作品。
前作の続編はないので、あえて復習する必要はないですが、頭の片隅に記憶しておくと、この前作自体が、ミスリードの種に>>続きを読む
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リード・モラーノ監督による終末期的SF作品。
アマプラなどでも配信されているようですが、JAIHOで観ました。
旧作なので、ネタバレしつつ短めに。
何らかの理由で町の人たちが死滅した世界で、空>>続きを読む
「シックス・センス」「オールド」のM・ナイト・シャマラン監督最新作。
ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」を原作に、世界の終末期的な危機と家族の命を天秤にかける選択に迫られるお話。
※注意>>続きを読む
「ブラック・スワン」「レスラー」などのダーレン・アロノフスキー監督最新作。
舞台劇として上演された作品の映画化で、恋人を亡くしたショックから、過食を繰り返したチャーリーが、歩行器がないと自重を支えられ>>続きを読む
『CASSHERN』『GOEMON』などの紀里谷和明監督の最新作にして最終作品。
事故で両親を亡くした高校生のハナが見た奇妙な夢をきっかけに、政府の特別機関からある任務を任されることになるお話。>>続きを読む
AppleTV+にて配信が始まった、当時のソ連で開発された落ちものパズルゲームのパイオニア「テトリス」の販売権利を巡る攻防を描く作品を観ました。
実際にあった権利問題を題材に、米ソ冷戦時代から、ソ>>続きを読む
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「大仏+」のホアン・シンヤオ監督のNetflix配信中の台湾映画。
同級生だった中年男性4人の夢の続きのようなお話。
今作も不思議な味わいの映画でした。
ただ、全体的な印象としては、絶対的な貧>>続きを読む
「エスター ファースト・キル」の予習として、原点となる今作を改めて観直しました。
サイコスリラーとしては、今作の方が圧倒的に面白いのは間違えないですね。
子供の年齢の俳優が、大人の女性を演じること>>続きを読む
養子として引き取られた少女が巻き起こす恐怖を描いた2009年の「エスター」の前日譚を描く作品。
当時エスターを演じたイザベル・ファーマンが25歳で、再び同役を引き受けたこととその容姿の変化を感じさ>>続きを読む
『ロゼッタ』『ある子供』のダルデンヌ兄弟による最新作。
過去作同様に、劇伴や過度な演出が全くなく、移民として理不尽な理屈でグレーな仕事しかできない子供だちの物語。
無説明すぎて、もう少し設定や>>続きを読む
ニコラス・ケイジ自身が、低迷していた時期になぞらえたような設定から、ある事件に巻き込まれていくアクションコメディ。
セルフプロデュース作品らしく、ニコラス・ケイジ自身が出演した作品の引用などもあっ>>続きを読む
殺し屋女子高生を描いた「ベイビーわるきゅーれ」の続編、阪元裕吾監督の最新作。
前作で不満に感じていたことが、すべて解消されている事と、アクションコメディとして緩急があり、脇役のキャラ立てがしっかり>>続きを読む
「逆転のトライアングル」「ザ・スクエア 思いやりの聖域」「プレイ」と観てきたリューベン・オストルンド監督の2014年の作品。
記憶では映画館では観てなくて、WOWOWで一度観たぐらいだと思いますが>>続きを読む
JAIHO配信中作品から、『同級生マイナス』のホアン・シンヤオ監督の長編劇映画デビュー作。
大仏を制作中の仏像工房に夜間警備員として勤めるツァイプーと友人の廃品回収業者ドゥーツァイが、暇つぶしに社>>続きを読む
「無能の人」などの竹中直人監督の最新作。
原作未見です。
8年間の連載が終了した漫画家の鬱屈した気持ちや空虚感、中年期における停滞感を描く作品。
冒頭を試し読みした感じでは、原作の再現度は高い>>続きを読む
地盤沈下が進んだ地方都市に測量にやってきた青年が、廃校となった小学校で見つけた日記から、かつての子供たちの日常を想起していくお話。
今作が面白い面白くない以前に、大人たちのパートと子供たちのパート>>続きを読む
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庵野秀明監督脚本による最新作。
あらすじは書きませんが、若干内容のネタバレすることをお許しください。
感想を一言で言うと、浜辺美波さん演じる緑川ルリ子と本郷猛のロードムービーでした。
当時のTVシ>>続きを読む
ヒット作に恵まれない女性映画監督が、古い映画の修復の仕事を頼まれ、検閲により失われたフィルムを探す顛末のお話。
興味深いあらすじだったのですが、思ったほどではなかった印象でした。
女性の映画関係者>>続きを読む
4Kデジタルリマスター版観てきました。
映画館で観るのは初めてでした。
過去作なので、ごく短めに。
忘れていた場面もありましたが、アメリカンニューシネマとしての映像の無軌道さに溢れていて、カーアク>>続きを読む
当時大きな社会問題まで発展したファイル共有ソフト「Winny」をめぐる開発者の罪を問う新作日本映画です。
大変素晴らしい作品でした。
Winny利用者が悪用することの不利益、著作権侵害や情報漏洩な>>続きを読む
「逆転のトライアングル」「プレイ/PLAY」と観てきたのリューベン・オストルンド監督の2017年の作品。
当時映画館で観て以来、何度か観て、大好きな作品です。
過去作なので、短めに感想を書きます。>>続きを読む
『スイス・アーミー・マン』の監督脚本コンビ・ダニエルズによる最新作にしてA24配給作品。
税金問題のほんの合間にこじれた親子関係から、人生の選択誤りから生じたマルチバース空間で、戦いに巻き込まれる>>続きを読む
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スティーヴン・スピルバーグ監督最新作。
監督自身が映画監督を志すまでの青春時代を描く自伝的作品。
観た映画から影響を受け、模倣するように8ミリカメラでシーンを撮影するシーン、そのアマチュア映画も素>>続きを読む
最新作『逆転のトライアングル』のリューベン・オストルンド監督の2011年の作品をJAIHOにて初鑑賞しました。
黒人の少年グループの窃盗行為と狙われた白人とアジア人少年3人組の顛末を描く作品。>>続きを読む
「猫は逃げた」「愛がなんだ」などの今泉力哉監督の最新作。
Netflixにて鑑賞しました。
原作は未見です。
どのくらい原作のお話を踏襲してるかは分かりませんが、序盤から説明台詞が多く、食いつく要>>続きを読む
『アメリカン・ビューティ』『1917 命をかけた伝令』などのサム・メンデス監督最新作。
当時の男性社会における女性、黒人の生きずらさにフォーカスを当てて、目上の男性に対して強いコンプレックスを抱く>>続きを読む
『フレンチアルプスで起きたこと』『ザ・スクエア 思いやりの聖域』のリューベン・オストルンド監督最新作にして、昨年度カンヌ映画祭パルムドール受賞作品。
最初に断りを入れておくと、口からリバースするシ>>続きを読む
「マッドマックス」シリーズなどのジョージ・ミラー監督最新作。
物語の研究を行っているアリシアが講演で訪れたイスタンブールで、お店で見つけた小瓶から現れた魔人から、3つの願いを叶えようと言われるとこ>>続きを読む
『オールド・ボーイ』『お嬢さん』などのパク・チャヌク監督最新作。
事件を追う刑事と被害者の妻との恋愛とその果てを描くサスペンス作品です。
物語自体は大変面白かったですし、ラストもドラマチックで良か>>続きを読む
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「君の名前で僕を呼んで」のルカ・グァダニーノ監督最新作。
いわゆる人食(カニバリズム)の衝動を抑えられない少女マレンがかくまってくれた父から見放され、小さな手がかりから母親を探す旅にでるロードムー>>続きを読む
「ロボコップ」「スターシップ・トゥルーパーズ」などのポール・バーホーベン監督最新作。
17世紀にレズビアン主義で告発された実在の修道女ベネデッタ・カルリーニを題材に描かれた作品。
近年作品は全く観>>続きを読む
「ソワレ」の外山文治監督最新作。
高齢者の売春クラブを企てた若者たちとそこに集まるシニアたちの顛末を描く群像劇。
高齢者が数多く出演する作品ですので、昨年の「PLAN75」と同様に、関心のある年配>>続きを読む
「鬼畜大宴会」「海炭市叙景」などの熊切和嘉監督の最新作。
正直、観る直前までアイドル映画かもと心配してましたが、すべて払拭されました。
ただ、今作の面白さはあらすじには書いてない終盤の部分に集約さ>>続きを読む