従来の精神療法は、「言葉」を使って心を癒すものとされてきました。
しかし、無意識の領域をそう簡単に言語化できるものだろうか?そもそも人の心って、そんなに合理的に割り切れるものなのだろうか?
ホドロフス>>続きを読む
『ブレードランナーの未来世紀』にて紹介されていたのを見てから、ずっと心の片隅に引っかかり続けていた作品。
80年代でもっとも難解な映画で、時代を先取りしたメディア論。そしてクローネンバーグ監督自体、思>>続きを読む
鬼才ティム・バートンの、初期の代表作の一つ。
長編デビュー作『ピーウィーの大冒険』のヒット以後、送られてくる脚本をひたすら吟味していたバートン。
ようやく見つけ出したものが、ストーリーらしいストーリー>>続きを読む
先週に引き続き、ティム・バートン版のドラマの予習のつもりで観てみました。
前回に比べて、やたら生々しさが強調されてましたね……
まさかの開幕「セックスしたから」発言。地上波ゴールデンタイムだったから>>続きを読む
空前絶後のディスり合い合戦開幕!
「テルマエ・ロマエ」シリーズの監督が贈る、邦画史上最大の茶番劇。
本当にこのキャッチコピー通りの、超ド級のバカ映画。
大量のエキストラを使って、やってることは壮大な>>続きを読む
11月からティム・バートン版のドラマをやるということで、予習がてら観てみました。
実際最初はバートンに声がかかっていたそうで、確かに彼の作風とぴったり。
また、作品そのものはホンダ・オデッセイのCMで>>続きを読む
常に作家性全開で映画界を牽引してきたティム・バートン。
工業製品のように生み出されるハリウッド映画ですが、その中にあっても個性は一目瞭然。まさに真の天才と言えるでしょう。
しかし本作には、いつもなら存>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
かのティム・バートンが手がけた短編アニメ集。
登場人物の多くは、同じく彼が手がけた絵本『オイスター・ボーイの憂鬱な死』から出演しています。
そこから主役に抜擢されたのは、「しみ」をつけることしか能のな>>続きを読む
幼い頃、予告が非常に怖かった作品。
仮面の張りつき方が怖ければ、変身後も怖い……という感じで。
自分の何もかもが上書きされるというのが幼心に恐怖を感じていたのかもしれません。
実際、原作は元々ホラー作>>続きを読む
「殺し屋しか、乗ってこねぇ。」
このキャッチコピーが全てと言っても過言ではない作品。
それぞれ因縁のある殺し屋がなぜか車内に集結!はたしてそのカラクリとは?というミステリー要素もそこそこに、全体的に>>続きを読む
「これを見ると『プラン9』が『十戒』に見える」
『エド・ウッドとサイテー映画の世界』にて紹介されていた作品ですが、その紹介文がこれ。
史上最低の映画監督の最低傑作がスペクタクル超大作に見えるレベル。>>続きを読む
史上最低の映画監督と呼ばれたエド・ウッド。
その奇妙な生きざまを、彼の大ファンであるティム・バートンが映画化。
生前見向きもされなかった最低監督の物語を、ハリウッドトップクラスの監督が手がけるという、>>続きを読む
エド・ウッドの代表作にして映画ファンなら誰もがご存じ、『史上最低の映画』。
「あなたの心臓はこの恐怖に耐えられますか?」
冒頭でクリズウェルが語りかけますが、実際は腹筋が耐えられるかどうか試される。>>続きを読む
エド・ウッドの代表作の真ん中で、常連の一人トー・ジョンソン初登場作。
それぞれ違った形のベクトルで吹っ切れた最低ぶりを発揮していた『グレンとグレンダ』と『プラン9・フロム・アウタースペース』とは違い、>>続きを読む
ご存じ史上最低の映画監督、エド・ウッドの記念すべき(?)長編デビュー作。
時は1950年代初頭。世界初の性転換者クリスチーネ・ヨルゲンセンの話題で引っ張りだこの中、独立系プロデューサー、ジョージ・ワイ>>続きを読む
ジブリ作品はテレビで何度も放送されるので、当然何度も観た作品も多いのですが、これは小学生くらいに一度観たきりだった作品。
しかし作品が私に与えた影響で言えばかなり高くて、大学時代小説を書くのにハマって>>続きを読む
『魔女の宅急便』と同じく、私が人生で一番最初に観た映画の一つ。幼い頃はビデオが壊れるまで何度も何度も観ていました。
この作品を観ながら育った人も多いでしょう。それくらい幼い頃の原体験に等しい映画です。>>続きを読む
ご存じジブリの代表作にして、不朽の名作。
王道冒険活劇にして、ネットミームの宝庫。
私もテレビで放送されるたびに観ていますが、本当に不朽の名作です。
一度チャンネルを合わせたらそのまま最後まで観てしま>>続きを読む
ドアの向こうにはモンスターがいる……
そこから出てきた発想は「子供の悲鳴をエネルギーとして回収する電力会社がある」というもの。
これだけでもアイデア勝利な作品ですが、世界観の作りこみがとにかく凄い。>>続きを読む
能楽。日本を代表する伝統芸能。
高校の頃授業で能楽を見せられたのですが、普段触れているポップカルチャーなどとは違いあまりにも馴染みのない演出や内容で、私を含めて生徒がほぼ全員爆睡するという惨憺たること>>続きを読む
80年代の映画を代表する名作『トップガン』の、36年ぶりの続編。
公開されるや今まで観たことないレベルの大絶賛の嵐。おかげで「これで楽しめなかったらどうしよう……」と心配になっていました。
そのため、>>続きを読む
『トップガン』がベースだった前作に対し、こちらは『ランボー』がベース。
笑いのセンスで言えばこちらの方が好きかな。
パワーアップしたお色気シーンw運転手の執念w
強烈な日本ディスりw「その昔敵だった>>続きを読む
『トップガン』のついでということで、パロディ作のこちらも鑑賞。
大本の作品を観たばかりだから、「あー、あそこのパロだw」とクスリとなったり。
そして最初から最後まで徹底的にボケ倒す作品となっております>>続きを読む
『トップガン マーヴェリック』の予習のために鑑賞。
この作品、ここFilmarksで今まで見たことのない超高評価なので、前作も気になってきたというわけです。
80年代の作品でも有名な作品。
実はトム・>>続きを読む
映画ファンなら誰もが知ってるどころか、「一度は観ておくべき」とまで言われる作品の一つ。
一時期は好きな映画は?と聞かれてこれを答えると定番すぎてうんざりされたりするなど、ある種の踏み絵的な立場に置かれ>>続きを読む
満月をバックに、自転車が空を飛んでいくという、一度見たら忘れられないキービジュアル。
バカ殿のコントやUSJのアトラクションも懐かしい、SFジュブナイルの金字塔です。
(USJのは最後に名前を呼んでく>>続きを読む
誰もが知る、古典中の古典と言うべき永遠の名作。
……しかし子供の頃観た時、なんと序盤で寝てしまい、以降ずっと苦手意識を持ったままでした。
そのため、今回の地上波での放送は改めて観直すまたとないチャンス>>続きを読む
「ポーニョポーニョポニョさかなのこ♪」
公開当時何度も何度も流れたメインテーマ。
見るからに幼児向けということでこれまで観てなかったのですが、流れてくる感想は「電波」「超展開」など、ただならぬ雰囲気の>>続きを読む
「殺されない限り、私たちの勝利だ」
ロシア連邦に属するチェチェン共和国。そこでは性的マイノリティは人間扱いされず、あらゆる人権侵害が行われていた。
そこから彼らを救い出そうとする団体の活動を描いた衝>>続きを読む
「人間は死ぬ運命だけど、物語は残ってほしい」
「許して忘れよう」
ある朝目覚めたら、世界は自分一人だけになっていた……
一見壮大な話ですが、冒頭に「実話に基づく物語」とあるように、監督自身の喪失体験>>続きを読む
『となりのトトロ』と並んで、私が最初に観た映画の一つ。幼稚園に上がる前から何度も観ていました。
ジジのぬいぐるみは今でも大切にしていますし、「き」の音を発音できずに「まじょのたっちゅうびん」になってい>>続きを読む
昔、どういうわけか本作のノベライズがブックオフに置いてあるのを見かけたことがありました。
それから長い年月が経って、たまたまYoutubeでゲーム関連の動画を見ていたら、ファミコンのゲーム版があったこ>>続きを読む
グリム童話と言えば白雪姫にシンデレラ、眠れる森の美女など、プリンセスの物語がたくさんあります。
その中でもラプンツェルは、日本では本作公開前まではあまり知られていなかったのではないでしょうか。
実際私>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『ソウルフル・ワールド』『あの夏のルカ』に続き、3作連続で配信落ちになってしまったピクサー作品。あまりの冷遇っぷりに言葉が出ない状況。
ですが、本作もそのクオリティの高さは目を見張るばかり。
思春期>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今日配信の『私ときどきレッサーパンダ』のドミー・シー監督作ということで観てみました。
倦怠期の老夫婦。奥さんは寂しい思いを抱えていると、食べようとした中華まんに命が宿っていることに気づき、わが子のよ>>続きを読む
ティム・バートンとジョニー・デップの黄金コンビの代表作の一つ。
数年前まで実際にウォンカのチョコが販売されていたので、映画を観たことが無くても商品を見たことのある人もいるかも。
(2018年で製造終了>>続きを読む