“いつまでも仲間”
食わず嫌いしていた映画が傑作だった件。
カン・ヒョンチョル監督、どこかで観た名前だと思ったら『スウィング・キッズ』の人か。あれも陽気なタップダンス映画の皮を被った残酷な戦争映画だ>>続きを読む
“最早パージですらないが‥‥”
『パージ』シリーズ5作目にして完結編。1年に1度、全ての犯罪が合法化される地獄の12時間が、賛成派の過激化により12時間を超えても続くことに‥‥。シリーズ創始者ジェー>>続きを読む
“暴力を止めるために暴力を振るう”
1年で12時間だけ、全ての行為が合法化され殺人や強盗など全ての犯罪が許される法律、パージ。
1作目のワンシチュエーションスリラー、2作目のサスペンスアクションと毎>>続きを読む
“生死を訴えるリアルさ”
クロエ・グレース・モレッツ主演、全米のベストセラー小説「ミアの選択」を映画化したヒューマンドラマ。
チェロ奏者の才があるミアは、家族と雪道を車で移動中、凄惨な事故に遭ってし>>続きを読む
↓カラー版についてはレビュー済
https://filmarks.com/movies/83796/reviews/79389635
2020年の名作『パラサイト 半地下の家族』のモノクロ版。元々>>続きを読む
“最もダークでハードなTVSP”
数年前に金ローによる人気TVSP投票企画で1位に輝いた作品。
その他のTVSPとは明らかに血色が違い、コミカルで面白可笑しい作風ではなく、ダークな世界観とハードな描>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“いくら最強無敵でも老いには勝てない”
今年の映画初め(劇場鑑賞)は、約10年ぶりに復活した最強無敵の消耗品軍団!試写組の微妙過ぎる反応を経ての公開となったが、昨年夏に公開済のアメリカでは大コケと国>>続きを読む
“完全に映画のためのライブフィルム”
現在活動休止(大野の長期休暇)中の日本最高峰のアイドルグループ嵐。活動20周年ライブツアーの真っ只中、ライブに参加できなかったファンのために開催された、“映画用>>続きを読む
“狙いすぎてて恥ずかしい”
「ルパン三世?一世?どっちやねん!」と突っ込みたくなるタイトルはさておかさせていただく。あとで皆様でお召し上がりください。
約23年ぶりの劇場単独映画となる本作は、製作発>>続きを読む
ルパン三世TVSPの記念すべき1作目。
もうすぐアマプラ配信終了とのことで鑑賞。
久々に日本テレビにカムバックしたことで、これまでとは違う新たなルパン像を模索した異色作といえる。『ルパンvs複製人間>>続きを読む
新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
さて、新年2発目は(1発目はマリオをしれっと見てました)、ルパン三世TVSPの1作。
今回のお宝がルパン一世が盗めなかった“龍”の>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
※ベストムービーは2023年年間ベスト10を掲載中!是非チェックしてみてくださいね。
“感謝祭なんてクソくらえ!”
2007年公開の『グラインドハウス』にて上映された5本のフェイク予告編。『マチェ>>続きを読む
OATS STUDIO作品。
国民の意思とか政治どうこうよりもパーティー優先な破茶滅茶大統領
‥‥って、どっかの政党と一緒じゃんか。
ニール・ブロムカンプ率いるOATS STUDIO製作の短編。
一見普通の通販番組ながら、普通に放送事故レベルの映像が飛び出すブラック・コメディ。
日本贔屓や過激な描写満載なのもブロムカンプならでは。>>続きを読む
短評
VSと入ってるのでちゃんと対決しているか?
そんなもの名探偵コナンとルパン三世がコラボしてた時から嘘だってわかる。
生意気なクソガキから、同じ怪盗であるキャッツアイとのコラボレーションなのでそ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“戦後復興で奪われたもの”
水木しげる生誕100周年となる今年、鬼太郎の父の知られざる物語を描いた本作が公開。上映館も小規模かつ配給側も期待していなかったところ、口コミで火が付き、20億突破も現実味>>続きを読む
“宗教における性との向き合い方”
近年は1年に数本ペースで製作している城定秀夫監督が、山本直樹による同名原作を映画化したカルトコメディ。絶海の孤島でニコニコ人生センターというカルト組織のメンバー3人>>続きを読む
第35回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
『Moonbird』のジョン・ハブリー監督作。
前作より拍車がかかって絵と台詞量のアンバランスさが目立つ。
第34回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
軽快なノリとリズムで三角形のキャラクターがあの手この手でバカンスを楽しむ。
これが本当のラ◯ドール?
調子に乗ると身を滅ぼす。
社会風刺が炸裂していて面>>続きを読む
第33回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
『ジェラルド・マクボイン・ボイン』と同じリミテッドアニメーション。
詳細に描かず、特に部屋に出入りする扉の絵や、指導兵の叫びを文字化する演出が面白い。>>続きを読む
第32回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
黒を基調とした影絵のような背景と、下書きのままの兄弟が同じ画面に共存した摩訶不思議な冒険もの。
不思議な鳥“ムーンバード”を捕獲するという単純な内容なが>>続きを読む
短評
ルパン三世TVSP第14作。数多くあるTVSPの中でもファンからの人気が高い1作である。
本作は、ルパン一味が結成される前の出会いを回想形式で描いている。原作や派生作品との矛盾や現在では考え>>続きを読む
短評
『借りぐらしのアリエッティ』『思い出のマーニー』を手掛けた米村昌宏監督によるスタジオポノック長編第1作。開始早々ジブリっぽい世界観が広がるが、ジブリ名作にある驚きと興奮に満ちた冒険譚はそこには>>続きを読む
短評
家族にも恋人にも恵まれたナルシ小説家が、犯罪やろうが詐欺やろうが許される、現代のパリの若者を表現したらしい青春映画。
時折若者らしい苛立ちが垣間見えたりする点はリアルだったが、不幸になる瞬間>>続きを読む
短評
『ロッキー』『ランボー』『エクスペンダブルズ』という3大シリーズを手掛けてきたシルヴェスター・スタローンのドキュメンタリー。
過酷な家庭環境と遺伝した暴力的な性格で世間とは一線を置く存在だっ>>続きを読む
短評
1995年版の続編。前作のメガホンを撮ったポール・W・S・アンダーソンが降板し、よりB級感が強まった駄作。
幕開けからモータル・コンバットのルール自体をガン無視した魔界軍の襲来、拍車をかけて>>続きを読む
“前半と後半の落差”
『ラ・ラ・ランド』以上に、監督の映画愛とジャズ愛とハリウッドへの皮肉が込められた狂乱エンターテイメント。デイミアン・チャゼル監督作は『セッション』が名作と感じていただけに、後の>>続きを読む
第31回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
バックス・バニーが円卓の騎士の秘宝とされる「歌う剣」を取り戻すべく、黒騎士とドタバタを繰り広げる。
5分弱という短さも影響してか、コミックのような動きを>>続きを読む
第30回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
邦題が「鳥中毒撲滅協会」とある通り、鳥を食べがちな猫の更生を図るお話。
結局は本能には逆らえない。
第29回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
近眼のマグー第2作。
免許返納しろやジジイ。
第28回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
前半は『トムとジェリー』でもお目にかかれない弱肉強食の法則に準ずる残酷さ。
後半はただの『トムとジェリー』。
第27回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
後にシリーズ化される『近眼のマグー』第一作。過去に実写版は観ていたものの、マグーの行動に苛立ちを覚えあまり好きな作品ではなかった。
やはり題材的にも短編>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“黒柳徹子による『この世界の片隅に』”
今口コミで話題沸騰!黒柳徹子による同名小説を映画化したアニメーション作品。原作は何と戦後日本最大のベストセラーとなっており、村上春樹『ノルウェイの森』以上の知>>続きを読む
短評
あんな呑気なOPで始まって嫌な予感しかなかったが、的中してしまった。
リブート版は忠実かつ残虐だったんだなと再評価したくなる。
第24回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
トムとジェリーの1編。アカデミーコレクションというDVDに収録されていたのを鑑賞。
『台所戦争』を中世に置き換えただけのようではあるが、時代物ならでは>>続きを読む
第23回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
手塚治虫をはじめ、日本のアニメーターが前衛的な表現の数々に度肝を抜かれたという、リミテッド・アニメーション。
敢えて動きを少なくし、かつ人物の絵柄も簡易>>続きを読む