本邦においては、ファンタジー小説『鹿男あおによし』がヒットし、なおかつ「せんとくん」という角の生えた大仏のゆるキャラを愛でる文化があるため、シーズン2の目玉である鹿男がちっとも怖くなかったです。
むし>>続きを読む
マッツが上等なスーツ着てお料理する姿を愛でるためのドラマ。
ウィル・グレアムが拾った犬たちに囲まれて隠者のように暮らす様子に和む。
わたしも人間との同居に倦んだので、生き物たちと山奥に引きこもりたい>>続きを読む
ああかな、こうかな、ほんとに悪いのはこの人かな?といろいろ考えながら観ていた真面目な視聴者を背後からフルスイングでぶん殴るようなトリックだった…。
いくらなんでもそりゃなかろー。
面白かったけど、び>>続きを読む
囚人それぞれの過去が見えてくるシーズン2。長続きするドラマはだいたいこのあたりが一番おもしろい。
いつも思うがアメリカの刑務所の食事はわたしには量が多すぎ(胃弱の家系です)。あんなたくさん出されたら>>続きを読む
スミス女子大(全米屈指の難関私大)出身で、「エロ本持ってる?」って聞かれて「ニコルソン・ベイカーならあるけど」と返すような、生まれ育ちの良い白人女性が刑務所に入ってドタバタ。
…という物語かと思って楽>>続きを読む
あの九龍城みたいなアパートの世界観がポップ。建物の中ですべてが完結する設定が良い。
『ウォーキング・デッド』みたいにここが駄目ならあそこへと移動し続けるんじゃなく、今いる場所で手元にあるものでどうにか>>続きを読む
実写ドラマ版は文句なしにシーズン2の出来がよい。
勝因は、御堂筋くんのキャスト交代にあると信じている。
アニソン歌いながら登ってくとこも名シーンだよねえ。
鳩が豆鉄砲を喰らったような顔がとにかく愛らしかったリュディヴィーヌ・サニエが、いつのまにかお母ちゃん役の似合う中年女性になっていた。びっくり!
バブル期の名作(迷作?)『私をスキーに連れてって』『彼女が水着に着替えたら』の馬場康夫が手がけたシットコム。
マンションのお隣同士で恋の鞘当てという古典的シチュエーションながら、物語の動力は海でもゲレ>>続きを読む
エリザベス・オルセンとポール・ベタニーという特別に贔屓の役者が出ているというだけでも俺得なわけですが…。
泣けた…。最終話なんて涙で前が見えないほど。
ちょっと舐めてました、反省します。
どう転が>>続きを読む
良い。とても良い。
原作を読んで感じた16世期イギリスの血なまぐさい雰囲気が損なわれていない。
配役も絶妙。スターになる前のトム・ホランドとトーマス・サングスターが、クロムウェルの息子と養子の役で出>>続きを読む
トム・ヒドルストンがリゾート地の高級ホテルで夜間支配人をやってて、いろいろあった末にスパイにリクルートされるという、ファンサービスにもほどがあるドラマ。
しかも上司はハーマジェスティザ クイーンである>>続きを読む
ディケンズを読んだことがないのですが、いろんな小説で「ディケンズ的人物」「ディケンズ的物語」という言及があって、なるほどこれが「ディケンズ的」なるものかと納得できた。
執着心による破滅。だと思う。>>続きを読む
幸薄い秘書のパムちゃん(ジェームズ・ガンの元妻)が、見れば見るほど可愛い。
トチ狂った上司やクズの婚約者に対するあの静かな諦観にいじらしさを感じます。
ところであの人たち、いったいいつ仕事してるんで>>続きを読む
イングランドが舞台の時代劇だけど多人種が登場、衣装の時代考証もロココやリージェンシーがごちゃ混ぜという「ファンタジーですよ、アハハ」という心づもりで観るドラマ。
少女漫画のような、韓流恋愛もののような>>続きを読む
笑いすぎてお腹痛くなるなんていつぶりだろう。
幸薄そうな秘書役のジェナ・フィッシャーが、エイミー ・アダムスを地味にした感じで可愛いなあと思って見てたら、まさかのアダムス本人が登場、しかもまさかのセ>>続きを読む
イラつく登場人物が増えすぎだろう問題。
長らく「馬鹿と自己中はホラー映画の動力」説を支持しているが、もうそろそろ耐えられなくなってきました…。
あと2シーズンくらいしたら***が死んじゃうんだよね。>>続きを読む
好きなキャラが死んだり、危機を脱したり、どうにか再会できたりする都度、よよよと泣いてしまうのでけっこう忙しい。
閉じた空間に肩を寄せ合って暮らしたばっかりに、別の感染症が…という展開は、2020年た>>続きを読む
総督みたいなタイプの男性はけっこう多い。だからこのドラマ怖いんだよ…。
カールがだんだん育ってきました。
ノーマン・リーダスの役柄にだんだん深みが出てくるシーズン2。色っぽい人ですよねえ(^^)
なんとヘレナ・クリステンセンの元彼であり、ダイアン・クルーガーの今彼だそうな。なんと。
しかし引っ掻かれても>>続きを読む
シーズン5の途中で挫折したきりでしたがファイナルシーズン決定ということで、改めてヨッコラショと見始めました。
本シリーズのキャストのうち一番の出世を果たすことになる、スティーブン・ユアンとジョン・バ>>続きを読む
サッチャーを演じるジリアン・アンダーソンが登場するや、その場のすべてを持ってく感のあるシーズン4でした。政治家としても私人としても強靭かつ醜悪(すごい褒めてる)なサッチャー像に圧倒された。
彼女を迎>>続きを読む
【アニャ・テイラー=ジョイ史上最高ビジュアル】
類まれなチェスの才能に恵まれた孤高の少女のビルドゥングス・ロマン。ああもう!本当に!「物語」ってのはこういうのを言うんだよなあ!と思わず膝を打ち立てま>>続きを読む
『アイ、トーニャ』観た時につくづく感じたが、フィギュアスケートはほぼ100%母親の意向(≒エゴ)で始める競技だと思う。だから、ただでさえ厄介な母娘間の葛藤がそれはもう目も当てられないレベルに。
そんな>>続きを読む
ガヴァネス(住み込みの家庭教師)と可愛い兄妹、なにやら禍々しいお屋敷…ときて、おおこれはヘンリー・ジェイムズの『ねじの回転』そっくりじゃん!と思ったら、まさしくジェイムズの翻案作品でした(^^)
シ>>続きを読む
土下座をめぐる仁義なき戦い。
中盤までのビジネス抗争、奪って奪られてまた奪りかえしの展開が非常に面白かったのですが、終盤はひたすらイチャコラばっかりの恋愛ものになっちゃって、そこが少し残念。
あと>>続きを読む
ボロ家を購入して住みながらリフォームして転売するのが生業になるのはアメリカならではだなあと感心することしきり。
しかしいくらなんでもそのお屋敷はデカすぎ! 子どもが五人もいたって誰がどこにいるやらサ>>続きを読む
ロンドンのスラムで働く駆け出し助産師の奮闘記。妙に捻ったり穿ったりすることなく、ストレートに、良い。
ヒロインの顔立ちが50年代風に美しい上に、ナース服がこれまた可愛い。水色に白のダッチカラー&バーガ>>続きを読む
久しぶりに清らかな涙を流しました。まだ自分にこんな気持ちが残っていたことに驚いた。
榮倉奈々演じる歯科医が、10年以内に過労死するレベルで働いているのが気がかり。彼女に必要なのは、男でも森でもない、>>続きを読む
まったく期待せずいっさいの事前情報も入れずにぼんやり再生し始めて当たりに遭遇。
オリジナルの『呪怨』よりはるかに怖かった…!
6話完結という絶妙な長さで、一気見してしまいました。
1988年から始ま>>続きを読む
…えーと、たぶん分かった。分かったはず。誰か頭の良い人よ、わたしに解説してくれまいか。お客様のなかに神学と哲学と物理学に詳しい方はおられませんかー。
とりあえず詳細な解説の登場を待ちつつ、あと3周く>>続きを読む
「オーソドックス」と呼ばれる超正統派ユダヤ人コミュニティに生まれた少女の成長譚。
彼らは商売はおろか、あらゆる品物の調達、医療や教育サービスまですべてコミュニティ内で完結して、外部との交流を排除して>>続きを読む
シーズン2、3のレビューに「次シーズンはもう観ない」と書いていたのに結局観てしまった。学習できないな、自分。
当たり前だが、みんな大人っぽくなっていた。わたしの推しはジャスティン役のブランドン・フリ>>続きを読む
ミッケル…可哀想なミッケル。
このドラマ、本当に子どもに情け容赦ない。人物相関の倫理的逸脱も甚だしいし、全人的にクレイジーな作品だと思います。
肝心のお話の方はお店広げすぎちゃった感もありますが、相>>続きを読む
ミヒャエル・ハネケが『バック・トゥ・ザ ・フューチャー』を二次創作したような物語。暗くて酷くて不気味なタイムトラベルストーリー。
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森深いドイツの小村、原子力発電所、定期的に神隠しにあう>>続きを読む
いったいいつ仕事してんだ。君ら恋愛以外にもっと考えることがあるだろう。男はどいつもこいつもDVスレスレのクズだし女はどいつもこいつも重症のメンヘラだしで、30年も経つと目も当てられない。結局のところ、>>続きを読む