真世紀さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

真世紀

真世紀

映画(653)
ドラマ(11)
アニメ(0)

ガール・オン・ザ・サード・フロア(2019年製作の映画)

3.2

何やらやらかして、妻を置いて新天地を期して田舎町の屋敷に赴き、改装を始めた主人公。この屋敷に出入りしていた若い娘といい感じになっておもむろに懇ろ。後日、ごめん、妻は妊娠してるし、君とはこれ以上は、と言>>続きを読む

長編怪獣映画 ウルトラマン(1967年製作の映画)

3.6

最初のウルトラマン、テレビシリーズの再編集による劇場版第一作。第一話の対ベムラーに始まり、レッドキングがチャンドラーの翼をむしりとるなど、怪獣同士の対戦も有りな多々良島を舞台とした「怪獣無法地帯」、対>>続きを読む

グレートマジンガー対ゲッターロボ(1975年製作の映画)

3.4

円盤が地上に放った宇宙怪獣ギルギルガンは列車やら鉄塔やらを喰いまくり、成長を続ける。ゲッターチームは円盤、グレートマジンガーはギルギルガンにそれぞれ立ち向かうが、ギルギルガンに打ち込んだ腕を喰われるグ>>続きを読む

キン肉マン 逆襲!宇宙かくれ超人(1985年製作の映画)

2.9

無料期間でDMM TVに手を出して、なぜか真っ先にキン肉マンの劇場版を観てしまう。

超人ラグビーの試合中のロビンマスクが、かくれ超人に拐われた。一党はロビンの邸宅をも同時襲撃。正義超人たちの弱点をロ
>>続きを読む

タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年3Dリマスター(2023年製作の映画)

4.6

公開時はスルーしていた大作が四半世紀ぶりの3Dでの公開。今もその気は有るけど、メガヒット大作には自分が足を運ばなくても、客入ってるし、船首でのバックハグ(を再現するカップルなんてのには)鼻白むしと行か>>続きを読む

スティーヴ&マーティンの一生忘れちゃう夜(2018年製作の映画)

4.0

昔から好きなスティーヴ・マーティンと、マーティン・ショートのステージショーを収録。映画「サボテン・ブラザーズ」での共演など、長きに渡り、交遊を重ねてきた二人。スティーヴ・マーティン1945年、マーティ>>続きを読む

たすけびと(2022年製作の映画)

4.0

2022年は東京国際映画祭もフィルメックスもほぼほぼ行けなかったが、 12月は #OPフェス へ。ピンク映画のR15版をテアトル新宿で上映という企画。この数年、足を運ぶようになり、舞台挨拶有りの回の上>>続きを読む

名探偵コナン 灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン(2023年製作の映画)

3.4

たまには税金取り戻す!と購入のイベント割ムビチケ、明日までじゃん!というわけで、本日は映画ハシゴ。上映時間の兼ね合いで「名探偵コナン灰原哀物語 黒鉄のミステリートレイン」と「すずめの戸締まり」のアニメ>>続きを読む

ファイナル・デッドコースター(2006年製作の映画)

3.5

シリーズ第三作をば再見。

高校卒業間際、ジェットコースターの事故を予知して無理矢理降りたヒロインと同級生らに襲い掛かる死の運命。前作までの経緯は劇中で触れられ、さらにかのリンカーンの暗殺前に撮られた
>>続きを読む

日本暴力地帯(1997年製作の映画)

3.2

冒頭、産廃処理場を汚い手を使い、住民の反対を押しきって推進など、あこぎな真似をした暴力団幹部らを次々と襲う男・鬼頭清次(中条きよし)。その背中には刺青で刻まれた「会長代行」の文字。

時は遡り、昭和末
>>続きを読む

真・事故物件 本当に怖い住民たち(2021年製作の映画)

4.1

弱小プロダクションのタレントたち三人がかつてバラバラ殺人の起きた木更津のアパートへ。最近では女性の失踪事件が勃発という曰く付き。そこに住み込んで、配信番組用に怪異発生を映像におさめない限り、帰れません>>続きを読む

五人ライダー対キングダーク(1974年製作の映画)

3.5

YouTubeの期間限定公開で観る。

テレビ放送分から劇場にかけるブローアップではない仮面ライダーXの映画オリジナル作品。29分の短編ながらオープニングでの五人ライダーの揃い踏み姿を観るだけでテンシ
>>続きを読む

空の大怪獣 ラドン(1956年製作の映画)

4.5

阿蘇山近隣の炭鉱内で死者発生。鋭利な刃物のようなものでの傷痕から当初は行方不明の同僚の犯行、日本刀でも持ち込んでいたのかと思われたが、実は原始昆虫メガヌロン(現代のトンボでいえば幼虫のヤゴなんだけどハ>>続きを読む

貞子DX(2022年製作の映画)

3.5

リングシリーズ新作は劇場予告編で知ったタイトルからして、デジタル・トランスフォーメーションではなく、マツコの方の読みを思い浮かべた人が多かったのではないか。

IQ200の理系大学院生・一条文華(小芝
>>続きを読む

愛してる!(2022年製作の映画)

4.4

白石晃士監督の「愛してる!」渋谷で観る。映像密着取材中の女子プロレス崩れでレスラーモチーフ地下アイドルのミサ。SMの女王様にスカウトされ、研修のためにトップの女王カノン様から奴隷研修を受けつつ、アイド>>続きを読む

レスキュードッグ・ルビー(2022年製作の映画)

3.9

主人公はアメリカはロードアイランド州の警察官、落ち着きがない多動症、書かれている文字情報がなかなか把握できない失読症のハンディを抱え、目指す警察犬部隊への試験には面談段階で落第続き。遂に今年合格しない>>続きを読む

セミマゲドン(2018年製作の映画)

3.2

公園にばらまかれたラベルに漢字の怪しい薬剤、その影響でセミが成虫となる17年後にロスの街に巨大セミが大量発生!幼い日、リトルリーグのコーチのアドバイスで打撃に開眼した直後、コーチをセミにより殺された男>>続きを読む

オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

4.0

代表作「オカルティズム」を超える作品をと意気込む映画監督黒石(白石監督自身)が助監督の市川(堀田真由)と共に撮影に向かったのは流星落下とその後の自宅での怪異映像をアップしていた女性・麻里亜(筧美和子)>>続きを読む

映画 真・三國無双(2021年製作の映画)

3.3

あの大ヒットゲームシリーズが原作の三国志映画。女神に授けられた武器を手にした英傑たちが激突。うん、この世界で雑兵やりたくねー。それこそ、武器を一閃するだけで何人もが吹き飛ばされていくゲームテイストをハ>>続きを読む

ヘルアトラクション 絶叫館(2017年製作の映画)

3.3

ケンタッキー州の田舎町に通りかかった車中のカップル2組。うち、お調子者男がガソリンスタンドの男に勧められ、一行はホラーアトラクションを訪れる。どうせ寂れたお化け屋敷と思いきや、思いの外、混雑しており、>>続きを読む

チャイルド・プレイ2(1990年製作の映画)

3.8

Netflixで久々に再見のシリーズ2作目。第1作に続き、人形に宿った殺人鬼が人間の身体を手に入れるためにアンディ少年を狙う。前作ラストで倒されたはずが、おもちゃ会社がヒット商品の悪い噂を払拭するため>>続きを読む

コンジアム(2018年製作の映画)

4.0

有名なスポットの精神病院廃墟に乗り込んだ心霊系配信の若者たち。今回はスペシャル企画で現地からのライブ配信を予定。集まった若者の中には日本の青木ケ原樹海など世界の心霊スポットにも足を運んだと豪語する姉ち>>続きを読む

アホカリプス(2018年製作の映画)

3.5

勝利を飾ったホッケーチームが優勝を決めて祝勝会へ繰り出したら街にゾンビ禍発生。勝手知ったるさっき試合したばかりのアイスアリーナへあわてて戻って対抗せんとするけど、バスも消えてるよ。じゃあ、徒歩でいくよ>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.5

休みなので久々に映画館へ。気になっていた倍賞千恵子さん主演の「PLAN75」をようやく観る。75歳以上に安楽死の権利を認め、制度化された日本。倍賞さん演じる主人公はホテルで清掃の仕事を担当するも高齢者>>続きを読む

マルナシドス -ゾンビの谷-(2020年製作の映画)

3.6

内戦下のスペイン、屋外での結婚式、新郎新婦を祝うパーティーが親族村人らで素朴ながらも賑々しく行われる中、やってきたのは車列を連ねたドイツ軍。降り立ったいかにもなナチス将校は少年から受け取った振る舞い酒>>続きを読む

デッドポイント 〜黒社会捜査線〜(1998年製作の映画)

3.9

ジョニー・トー製作の警察もので強盗団を追う捜査班を描く。出演者は彼の作品の常連陣ばかり。捜査班指揮はサイモン・ヤム、その下にラウ・チンワンにホイ・シウホン、ルビー・ウォンまで所属している。

敵となる
>>続きを読む

太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

5.0

日本映画の中でも屈指の面白さとパワーを兼ね備えた作品。原爆を自作した沢田研二演じるしがない教師が国家を脅迫。

皇居、東海村、国会議事堂と近年の映画なら自主規制しかねない場所で起こる事件。原爆という国
>>続きを読む

ターンレフト ターンライト(2002年製作の映画)

4.0

メロドラマの王道はすれ違い。

だが、金城、ジジ・リョンの二人の場合は壁一枚隔てた隣室に住みながら、互いの生活習慣がもとで日々、すれ違いを繰り返す。一度は運命の出会いを果たしはしたが再会ができないとい
>>続きを読む

バイオハザード(2002年製作の映画)

4.5

当時、そして今も、低予算もあいまって、あまりに…な作品が多いゾンビものとしては久々に満足のいくできの作品でした。

確かにオマージュにしても昔観たようなシーンがあまりに多々目につきはするけれど、死屍累
>>続きを読む

狂った野獣(1976年製作の映画)

5.0

強盗の片桐竜次、川谷拓三にバスジャックされたバスに乗り合わせた乗客達。その中にはやはり、罪を犯して逃亡中の渡瀬恒彦がいた。

心臓の持病を隠して勤務についていた運転手が倒れ、ハンドルを握る羽目になる元
>>続きを読む

グリズリー・パーク(2008年製作の映画)

2.9

冒頭のナレーションで紹介されるのは旧約聖書列王記下2章23、24節。預言者エリシャをハゲ頭とからかった子供達をエリシャが主の名によって呪うと森の中から二頭の熊が現われ、子供たち四十二人を引き裂いた…>>続きを読む

富江VS富江(2007年製作の映画)

2.6

シリーズもいつのまにか七作目。

恋人を殺害され、精神科に通っていた青年(八戸亮)が勤め始めた工場には工場長をも従える不思議な美女・富江(あびる優)の姿が。彼女は工場に身を潜めながらもう一人の富江(松
>>続きを読む

ゴーストキラー(1990年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦中、洋館でナチスの将校の皆さんが女性をはべらせ、ご乱交のお楽しみ中、爆撃で吹き飛ばされる。

そして現在。道に迷った六人の男女が辿り着いたのは例の洋館。無人の館の中で、勝手にご馳走やワイ
>>続きを読む

処刑山 -デッド・スノウ-(2007年製作の映画)

4.0

雪山にリゾートにやってきた若者達。だが、そこには大戦中、ノルウェーに進駐、地元の皆さんの財を奪うなど暴虐のかぎりを尽くした挙げ句、この山に追い込まれたナチスのゾンビが!

最近の流行、疾走型ゾンビであ
>>続きを読む

ゲゾラ・ガニメ・カメーバ 決戦!南海の大怪獣(1970年製作の映画)

3.8

南海の島セルジオ島に開発の下見調査に派遣されたカメラマン、生物学者らを出迎えたのは宇宙生物が寄生した巨大生物ゲゾラ、ガニメ、カメーバ。名前の通り、それぞれイカ、カニ、カメの怪物。

中でもゲゾラが秀逸
>>続きを読む

真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章(2006年製作の映画)

2.4

危地にはたどり着けない「刃牙」シリーズの合気道の達人・渋川先生ばりの護身が発動して劇場に足を運ばなかったんだけど、ブックオフ中古DVD250円に陥落。

北斗の拳リメイクにあたり、いきなりサウザーから
>>続きを読む