みーゆーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

みーゆー

みーゆー

映画(244)
ドラマ(0)
アニメ(0)

ひみつのなっちゃん。(2023年製作の映画)

3.6

有終の美


この世界には偏見と嫌悪感ってやっぱりまだまだ広がってるんだろうなあ。そしてそれを受けてしまっている、受けてないけど感じてしまってる人もいる。

内面を磨くってむずいよな。所謂自己満足?世
>>続きを読む

そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.6

逃避


なんか、なんか、なんか、なんかなんかなんかなんかなんかなんかうっせーーーーー!!!!ってわたしの中の香里奈がCMバリに取り締まってたね。

「逃げる」のは簡単で「立ち向かう」のはめちゃくちゃ
>>続きを読む

ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

4.0

目を凝らす


しっかり相手を見つめて読み取らないと何言ってるかも分からない状態、あまりにも理不尽に「女だから」「愛想がないから」で人の悪意をぶつけられてしまう状態にこのスクリーンを「見つめているだけ
>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

3.9

多様


人生のライフステージって恋愛、結婚、出産と、なんで「上がる」って使われるんだろうな。まだそこには立てていない自分は下がってしまっているの?置いていかれているの?別に悪いことなんてなにもしてな
>>続きを読む

仮⾯ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル(2022年製作の映画)

-

譲れないもの


それぞれに譲れないものがあって、気持ちと誇りを賭けて戦い続ける。その譲れないものが誰しも大小あるし一定に測ることは難しいってことなんだろうけどな…

なんて聞こえは良いけど、前半スロ
>>続きを読む

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

3.9

レッテル


生まれた時から貼られてるなんてたまったもんじゃないなと思うけど、割とありふれてしまってる現状なんだろうな。それの最悪の最悪が重なりすぎてしまっただけで。

自由?気ままで楽?ふざけんな、
>>続きを読む

MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

4.1

繰り返し


1週間。毎日同じことをしている感覚。先週も同じことをしていた気がする。自転車漕ぐみたいに朝から晩まで働き続けてもうずっとこのままなんだろうか。

が、本当に起きちゃった話。🕊

ハッピー
>>続きを読む

母性(2022年製作の映画)

3.7

依存


お互いの意見と真実が捻じ曲がっている様子に、
ある程度見えてることと本当のことと何をどうして受け取って見えてるのか、はそれぞれ違うなと思った。

言葉や表情を感じて受け取るのと同時に、受け取
>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.8

生き直し


自分で1つも考えたものでもない「肩書き」が生まれた時からついていて、それを取り外したいとも付け替えたいとも思ったことはないけど、人生そりゃそれぞれ違うよなあ。と思った。人の数だけストーリ
>>続きを読む

RRR(2022年製作の映画)

4.1

革命

「銃がなくても革命は起こる」

まさしくこれに尽きる。
武器という暴力装置で支配しなくたって、歌と言葉で通じるもんがある、感情が動く、こまけぇことは良いのよだってそこに2人いてそこに絆と友情が
>>続きを読む

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.7

贅沢


無駄も愛すべき現象、かぁ。
パチンコへの観点が新しい発見でかなりおもしろい。

時間ってそれぞれ価値観違うもんなぁ。学生の授業にしてみれば早く終わってほしいし、今を生き急いでる大人には喉から
>>続きを読む

もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

3.9

妥協


いやいやクズ4人出てきたけど!?!?!
つって思ったけど男も女も結局どっちもどっちだよなあ。自分の悪いことなんて棚に上げて怒る生き物だろ、お互いがお互いを思い合って上手いこと折り合いつけて「
>>続きを読む

君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.7

記憶


「あ、なるほどそういうことね?」
↑本編で私が何億回も思わされた感情です。

記憶喪失。何が本当で何が嘘で、何が正しくて何が間違ってるのか。これは現実?それとも幻想?主人公である彼女の視点か
>>続きを読む

アイ・アム まきもと(2022年製作の映画)

3.8

粘り勝ち


「頑張った、頑張った」誰に聞いてもらえるわけでもないのに、そんな口癖なわけないじゃない?

孤独死という現実を改めて感じてしまった。お葬式には誰も来ない、そんな未来もあるんだろうな。もっ
>>続きを読む

グリーンバレット(2022年製作の映画)

3.8

一瞬と一生


今のご時世死ぬほどピンキリでありそうなアイドル育成サバイバル型オーディションも「殺し」が入ってるとなんでこんなにおもしろいんだろうな。

何よりも大切なスマホに過去の生い立ちから逃れら
>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.6

家族を守る


「この子」のタイトルの付け方が最高点だった。
それはどの子だ?あの子?あっちの子?そこの子?…この子?分かった瞬間思わず「こっっっわ」って言っちゃったよ、邪悪にも程がありすぎるだろ。
>>続きを読む

オカルトの森へようこそ THE MOVIE(2022年製作の映画)

3.9

狂気vs怪異


ばっっっかおもろかったぞ!おもろすぎて疲れた!
なんかすげえ!かっけえ!ほんで強ええ!!!
そうだった、彼らはみんな「超人」であって普通の「人間」だ。気合いでなんとかなるときだってあ
>>続きを読む

暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー(2022年製作の映画)

-




すんげえな!ここまでコメディ全振りしてる夏映画もあった?とはいえ100/0でこっちに軍配。めちゃくちゃおもしろかった…笑いすぎて疲れたけどみんなこれ笑わずにいられたの?隣のお姉さん肩震えてたよ
>>続きを読む

劇場版 仮面ライダーリバイス バトルファミリア(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます




おいマジ?第1話からちゃんと見て、離脱しそうだった心もなんとか繋いで(ほぼ惰性)で見てたのに?うーーんさっぱり分からん?

特大の「なんでこうなる」な夏映画も久しぶりに観た。だって知らないよ!
>>続きを読む

偶然と想像(2021年製作の映画)

3.7

分からない


何年、何十年と共に生きてきた自分の気持ちが「分からない」「分かりません」なら他人の気持ちなんてめちゃくちゃむずいだろ。難ゲーにも程がある。

淡々と繰り返す会話。機械のように発して、小
>>続きを読む

ビリーバーズ(2022年製作の映画)

3.7

理想郷


とんでもねえ。
とんでもねぇし、そんなことあるか?って思うことのオンパレードだし、いっそのこと笑けてくる。のに、突然「この世界のどっかにならあるんじゃないか」と思えてくる。なぁ、先生。安住
>>続きを読む

神は見返りを求める(2022年製作の映画)

4.2

できる範囲

間違いなく上半期ベスト。とんっっっでもねぇ。
エンドロール前最後の一言があまりにもずっしり来て、あまりにも完璧で、鳥肌がすんごい。惨敗。

個人的には吉田監督作品でダントツすき。よくもま
>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

4.1

生きる

序盤「こっちは簡単なんですね」の言葉がどうしたってずっと頭に残っている。

いわゆる1人で生きていかなきゃいけない年齢になれば、お金を稼いで家を借りてご飯を作ってお風呂に入って寝て、また明日
>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.9

希望


人類が最後に求めるのはお情けか、諦めか、浪漫だったのか、またはやっぱり友情だったのか。
とはいえその「友情」を感じるのは少し少なかったように思ってしまったな。3本はいらなかったんじゃないか。
>>続きを読む

機界戦隊ゼンカイジャーVSキラメイジャーVSセンパイジャー(2022年製作の映画)

-

煌めき全力全開


大傑作。文句なし。無駄なところがひとつもない。
ありがとうキラメイジャー、ありがとうゼンカイジャー、ありがとうスーパー戦隊!煌めいて全力全開!

どちらのファンも、もちろんセンパイ
>>続きを読む

映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝(2022年製作の映画)

3.8

忍法・親心


今作も最高。
ただ、ごちゃごちゃしたものをまるっと回収するだけして力技でえーーーーーい!って螺旋丸ぶちこんだかんじ。さまざまな「忍者」への小ネタは安定。こーれだから好きなんだよな、この
>>続きを読む

仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

伸ばした手


まだ感情が追いつかない。頭がぐちゃぐちゃする、ぽっかり穴が空いた感じ。文章がしっかりまとまるわけもない。受け入れられるか、と言われたらきっとしばらくは引きずっちゃうんだろうな。

心の
>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

積み重ね


人生ってほんとうに何かちょっとのことの積み重ねなんだろうな、誰かにとってなんでもないただの1日が、誰かにとっては心のどっかで「ちょっと思い出すことがある」1日になってるのかもしれない。
>>続きを読む

仮面ライダーセイバー 深罪の三重奏(2022年製作の映画)

-

正義と罪


この議題をやるのか、と思った。
正直「守るための戦いで犠牲になってしまったもの」なんてヒーローが1人いればいくらでも発生してしまうんだとおもう。ライダーも、ヒーローも、話に出てなかっただ
>>続きを読む

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.7

欲望


人は欲深い生き物なので、ひとつでも甘い汁を吸ったらその先ももう少し…となるものなんだろうな結局。それが人間だし。

欲はいくらあっても良いけどね〜深くなっちゃだめね。程よく、誠実に、コツコツ
>>続きを読む

コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

3.8

英雄の条件


いつだってヒーローになるための条件は誰よりも強い力を持って世界中と国を守ることなんかじゃない、誰かのために何かができるような人間がヒーローなんだ。それを思える気持ちだけで十分。君は英雄
>>続きを読む

映画 文豪ストレイドッグス BEAST(2022年製作の映画)

-

守りたいもの


思ってたより良かった印象。
BEASTってどんな話だったっけ?逆?って思ってたのも束の間、想像以上にしっくりきたキャストがヨコハマで死闘を繰り広げていた。推しはサクッと超推理してただ
>>続きを読む

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.8

マジックアワー


ハロー、絶望。
こんなはずじゃなかったかい?

「あの時は若かったよなあ」なんて私たちはいくつになってもちょっと前のことを思い出して言うんだ。そして、いつかの未来にまた今日のことを
>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.8

真価

本当に狂ってるのはどっちだよって話。
言い訳を聞いたところで一言、二言目には「僕は何もやってない、酔ってただけだ、ガキだったんだよ」それで通ると思ってんのか?人間としてのモラル全部そのゆるい下
>>続きを読む

仮面ライダー ビヨンド・ジェネレーションズ(2021年製作の映画)

-

未来を変える


思ってたより良かった印象。ハードル下げて観ると。
過去→未来→過去をどうなったらそうなるんだよ!?もワームホールひとつあれば納得。そうだよな、これが私たちの見てきたライダーだ。

>>続きを読む

テン・ゴーカイジャー(2021年製作の映画)

-

豪快

10年の時を経て、あの宇宙海賊たちが帰ってきた!

まさにその通り。あの時観たあの6人がそのままスクリーンにいた。アクションは倍増してキレッキレだったけど何も変わってない。いや、更に強くなって
>>続きを読む