指の小指さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2006年公開、オリジナル三部作の完結編。監督はブレット・ラトナーで、原題は「X-MEN:THE LAST STAND」。

前作で命を懸け仲間を救ったジーンだったが、制御不能の力を携え復活&暴走。時
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X-MEN2(2003年製作の映画)

4.0

2003年公開のシリーズ二作目。監督は一作目に引き続きブライアン・シンガー。

前作から間も無くしてホワイトハウスで大統領暗殺未遂事件が発生。事態の収拾に当たるチャールズ達だったが、アメリカ政府のミュ
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X-メン(2000年製作の映画)

3.5

今夏公開、タイトルも正式に「デッドプール&ウルヴァリン」に決まった新作の為におさらいを。丁度アニメ「X-MEN '97」も配信開始したので主要キャラを知る参考書代わりに観てます。

突然変異のミュータ
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黒い家(1999年製作の映画)

3.5

前々から観たいと思っていたのですが、現在YouTubeの角川シネマコレクションで期間限定配信されていると聞き鑑賞を。

生命保険会社に勤める若槻は、ある日契約者から家に呼び出されるが、そこで家主の息子
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47RONIN(2013年製作の映画)

3.5

現在配信中のドラマ「SHOGUN 将軍」を毎週楽しみに観ているのですが、出演している真田広之さん、浅野忠信さんに加えキアヌ・リーヴスが共演しているとのことで鑑賞を。

タイトルから察しはつくのですが「
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HIDEO KOJIMA:CONNECTING WORLDS(2023年製作の映画)

3.0

私のファースト小島秀夫は「メタルギアソリッド」。パッケージの裏?コントローラーを置け?ヒデオ攻撃?とゲームをメタで楽しませるギミックと作品自体の面白さ、映画的演出は衝撃でした。

本作はDisney+
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複製された男(2013年製作の映画)

3.5

ルネ・マグリットの絵画「不許複製」が特徴的に使われていた作品「ある男」を観た後でチョイスしたのが今作。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴで、主演はジェイク・ギレンホール。

大学で歴史の教鞭をとるアダムは、薦
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ある男(2022年製作の映画)

3.5

2023年の日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品。「市子」鑑賞後に観始めたのですが、図らずも同じ様なテーマ性の作品が続きました。

前の夫と離婚し、実家の宮崎に帰省した里枝はふとしたことから“谷口大祐
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市子(2023年製作の映画)

4.0

主人公である市子は三年間一緒に暮らしてきた恋人の長谷川からプロポーズを受ける。しかし幸せに見えた彼女は翌日、突然失踪を遂げるー。

劇中まだ序盤のあるシーンで登場する“仮定法過去完了”。まさに観ている
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俺らのマブダチ リッキー・スタニッキー(2024年製作の映画)

4.0

アカデミー賞におけるジョン・シナ100%がまだ記憶に新しいですが、「ARGYLLE/アーガイル」で彼の活躍がもっと見たかったと思ってたところで教えて頂いたのが今作!

物語の発端はハロウィンの夜、ボヤ
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機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

4.5

1988年3月12日がこの作品の公開日とのことで再鑑賞レビューを。今から36年前とは驚き😳

ファーストガンダムから14年後の宇宙世紀0093年を舞台にしており、大尉になったアムロとネオ・ジオン総帥の
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

IMAX先行上映にて鑑賞。監督は前作に続きドゥニ・ヴィルヌーヴ。

最初から最後までこんなに没入して楽しめた映画体験は久しぶり!映像面は勿論ながら、この作品を味わうには音響面に拘ったスクリーンがマスト
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

4.0

先に観てしまったスピンオフに続き鑑賞を。監督はドゥニ・ヴィルヌーヴ。

FBI捜査官ケイトとしてエミリー・ブラントが登場しメインで活躍するかと思いきや、ベニチオ・デル・トロが全部持ってった!後に明かさ
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.5

麻薬カルテルが取り仕切り、不法入国がビジネスとなっているメキシコ。CIAのマット・グレイヴァーと彼がリクルートした元検察官であるアレハンドロ・ギリックは、カルテル同士の抗争を引き起こす為に偽装作戦を実>>続きを読む

観察者(2021年製作の映画)

3.5

2021年のAMAZON ORIGINAL作品。

マンションで同棲を始めたピッパとトーマスのカップルは、夜に向かいの部屋の住人がカーテンも閉めず始めた情事を目撃してしまう。些細な興味が次第にエスカレ
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87分の1の人生(2023年製作の映画)

4.0

ミニチュア模型は実際の大きさとの縮尺が様々ある。ベーシックなところで自動車模型は1/24だったり、ガンプラは1/144、艦船模型は1/700、そして鉄道模型のHOゲージは1/87。

主人公アリソンは
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良いビジネス(2017年製作の映画)

3.5

アイルランドの監督レイ・サリヴァンによる約5分のショートフィルム。

何と言ってもこのジャケがシュール。今時こんなゴシック体の日本語タイトルあるかね?😂

見ての通りジャンルはSFで、地球人が腹に一物
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーン監督による最新作。

ブライス・ダラス・ハワード演じるスパイ小説「アーガイル」の作者エリーは、その小説の内容が実在するスパイ組織と酷似している事から命を狙わ
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

4.5

アカデミー賞にノミネートされているものの日本での公開は無し。Amazon Prime Videoで配信が始まったとフォロワーRUMIさんからお聞きして鑑賞!

英文学の教授であり作家でもある主人公セロ
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キャビン(2011年製作の映画)

4.0

脚本には「アベンジャーズ 」等も手掛けるジョス・ウェドン。クリス・ヘムズワースが出演していたのは嬉しい誤算。

GS、山小屋、湖畔といったロケーションも登場人物達それぞれの個性もまさにホラー映画あるあ
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

マシュー・ヴォーン監督によるシリーズ三作目。独立諜報機関“キングスマン”創設の話である為、キャストは一新されている。

レイフ・ファインズ演じる英国貴族オックスフォード公は、ボーア戦争最中の南アフリカ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

SSU四作目に当たる作品。シリーズ初の本格ミステリー・サスペンスとのことで、特に原作の情報も入れず鑑賞📖

あまり前評判は良くないと聞いてましたが、私はかなり楽しめました!

主人公であるキャシー・ウ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

2017年公開のシリーズ二作目。

前作から一年後、ガラハッドとなったエグジーを麻薬密売組織“ゴールデン・サークル”の一員となったチャーリーが襲撃。ボスであるポピー・アダムズの手により“キングスマン”
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

マシュー・ヴォーン監督による2014年の作品。来月公開「ARGYLLE/アーガイル」を前に久々の再鑑賞レビュー。

表向きは高級テーラー、円卓の騎士になぞらえたコードネームのエージェントが最新鋭スパイ
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.0

「ロサンゼルス」「ニューヨーク」「パリ」「ローマ」「ヘルシンキ」5つの都市、5人のタクシードライバーと乗客を描くオムニバス形式のストーリー🚕

以前から観たいと思っていたジム・ジャームッシュ監督の名作
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アリ・アスター監督が再びA24とタッグを組んだ長編三作目。2011年製作、自身のショートフィルム「Beau」がアイデアの元となっているとのこと。

誰かの“死”から物語が動き出すのは三作連続。ホアキン
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュ監督の過去作を観よう!パート3🤟

主人公は会計士としてマシーンという町に辿り着いたウィリアム・ブレイク。端正な顔立ちと危うさを孕んだそのキャラクターは、ジョニー・デップが最適解と
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Beau(原題)(2011年製作の映画)

3.5

2011年のアリ・アスター監督による約7分のショートフィルム。「ボーはおそれている」に向けて。

主人公のボーは外に出掛けようとした際に部屋の鍵を紛失🔑廊下を歩く人に助けを求めるも、罵声を浴びせられる
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

3.5

ジム・ジャームッシュ監督の過去作を観よう!パート2✌️

テネシー州メンフィスにあるホテルを舞台に3組の男女が交差する三幕構成の群像劇。

「ファー・フロム・ヨコハマ」
日本人カップルのジュン(永瀬正
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.0

タイトルは韓国に実在する“世界七大禁断の地”の一つである昆池岩(コンジアム)精神病院跡から。

物語は、恐怖動画「ホラータイムズ」の主宰者が男女6人を集め、心霊スポットを生配信で撮影するというもの。そ
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ゴースト・ドッグ(1999年製作の映画)

3.5

今週末はジム・ジャームッシュ監督のリバイバル上映に行く予定なので、他作品も鑑賞。

“武士道と云ふは死ぬ事と見つけたり”の一節が有名な「葉隠」を愛読書とし、仕事の依頼は伝書鳩という凄腕の殺し屋ゴースト
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

刑事ヘジュンが追う事件の被疑者である中国人女性ソレ。取り調べに対しての心理戦は、いつしか男女の駆け引きと重なっていくー。

パク・チャヌク監督作品は初鑑賞。二幕構成で繰り広げられる山と海を舞台にしたサ
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エレクトラ(2005年製作の映画)

3.0

ベン・アフレック版「デアデビル」で登場のヒロインであるエレクトラを主人公にしたスピンオフ作品。赤い衣装で釵(サイ)持たれたら私世代にはタートルズのラファエロなのよ🐢

前作でブルズアイにより命を奪われ
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デアデビル(2003年製作の映画)

3.0

2024年公開予定は「デッドプール3」の一作のみとなっているMCU。なので関連しそうな作品をゆっくりおさらい☝️

Netflixのドラマ版やMCU他作品への登場もあり、今やデアデビル=チャーリー・コ
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攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX The Laughing Man(2005年製作の映画)

4.0

TVシリーズ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」シーズン1の軸である“笑い男事件”。全26話から再編集し、フォーカスを当てたのがこの作品。

2024年2月3日は、劇中世界で初めて“
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

今月はホアキン・フェニックス主演の「ボーはおそれている」を観る予定なので、アリ・アスター監督の長編デビュー作品を再鑑賞レビュー。

初見時受けたインパクト、ダメージ、トラウマは決して少なくありません😨
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